やす子が地元の宇部市凱旋で、「暴言で炎上」の騒動から救われていた!

 やはり地元というのは温かいところのようだ。

 お笑い芸人のやす子が11月6日に山口県宇部市で開催された「第71回宇部まつり」に出演。地元出身の芸人としてお笑いライブを開催した。

 やす子が登場したメインステージでは開会式を含めて13のプログラムを開催。そのなかで公式サイトでは「オープニング」に続いてやす子のお笑いライブを2番目に紹介しており、地元でのやす子人気を示す形となっていたようだ。

 お笑いライブでやす子は、前日に出演した「ドッキリGP」(フジテレビ系)にて言及。番組内での発言が原因で炎上したものの、地元の人たちは温かいと、喜びの表情を見せていたという。一体、やす子は何で炎上していたというのだろうか。

「その『ドッキリGP』でやす子は遅刻ドッキリの餌食に。『さんまのお笑い向上委員会』(同)の収録を前に、地元・山口県のニセローカル番組の収録があり、スタッフのぐだぐだすぎる進行などが原因で『お笑い向上委員会』に遅刻してしまうというものでした。その最中にイライラを隠し切れないやす子が暴言を連発し、ネットで炎上してしまったのです」(芸能ライター)

宇部まつりでは「残酷な天使のテーゼ」で知られる高橋洋子と並んで写真付きで紹介されていたやす子。やす子公式ツイッター(@yasuko_sma)より。

 ローカル番組の収録中にはイライラが募るも、明後日の方向を向いて「あ~っ!」と叫ぶなど、なんとかイラつきを発散させていたやす子。しかし「お笑い向上委員会」のスタジオに移動する途中でも数々の妨害が行く手を阻み、ついにキレてしまったというのだ。

 通路に大量のパイプ椅子が放置されていた場面では「なんだこれぇ! フジテレビちゃんとしろよぉ~! そういうとこなんだよフジテレビーっ!」と絶叫。階段で前から来る人とお見合いになった時には「あとでボコボコにしてやるからな!」との暴言まで飛び出していた。

 なぜか通路で撮影していたドラマに対しては「視聴率なんて獲るな! あんたみたいなドラマは」と言い放つ有様。最後にドッキリだと明かされた際には、ニセローカル番組に関して「地方ローカル、レベル低ぅって思って。カメラマンさんがクソ詰まんない話で盛り上がって」とまで言い放っていたのである。

「そんなやす子にネットでは《暴言引くわ》《仕事もらっている身なのに社会人失格》といった批判が続出。やす子としてはドッキリ番組での発言なので笑い飛ばしてもらいたいところでしょうが、真に受けた視聴者からの手厳しい批判に心が折れても致し方なさそうです。それが放送から一夜経って地元に凱旋したら、メインステージに驚くほど大勢の市民が集まっていたのですから、地元の温かさにありがたさを感じたのも当然でしょうね」(芸能ライター)

 なお「ドッキリGP」での暴言を巡っては、途中からやす子もドッキリに気づいており、あえてイライラした様子で振る舞っていたのでは、との指摘もあるようだ。

 芸歴も4年目に突入し、多くの経験を積んできたやす子。テレビに出始めたころのおどおどした様子は影を潜めてきたものの、今度は心ない批判に胸を痛めることになるなど、芸人として成長する際の苦しみを実感しているところなのかもしれない。