「日本vsスペイン」の結果予想には要注意!ドイツ戦の勝利で表面化した無謀な予想のリスクとは

 たとえ鉄板と思わる予想でも、掛け金はほどほどにしておいたほうがよさそうだ。

 日本が劇的な逆転勝利を収めた11月23日のサッカーW杯1次リーグ「日本vsドイツ」にて、ツイッターでの結果予想が悲喜こもごもになっていたようだ。

 日本のサポーターとしては、日本の勝利に期待しながらも、4回の優勝歴を持つドイツの実力はやはり侮れないもの。ツイッターでは投票機能を使った勝敗予想アンケートが多数行われ、日本が勝つとの予想も多かったものの、「希望ではなく予想で」との注釈がついたアンケートではやはりドイツ勝利に多くの票が入っていたようだ。

「ところがふたを開けてみたら1-2の逆転勝利。ツイッターではこの結果を的中させた人も少なからずいて、予想した本人もビックリという例も少なくないようです。なかには試合結果が分かったあとで『予想 日本が2-1で勝利』とツイートするあざといツイッター民も散見されましたが、投稿時間ですぐバレてしまうウソにはRTもいいねもまったく反応がないのも当然ですね」(IT系ライター)

 その影響もあってから、11月27日のコスタリカ戦はもちろん、12月2日のスペイン戦についても「日本勝利」を予想するツイートが激増。予言的中に懸けたい気持ちはもちろんのこと、ドイツ戦への勝利によりスペインにも勝てるという気持ちがどんどん膨らんでいるようだ。

 そんな予想合戦のさなか、日本がドイツに負けると予想していた人たちのなかには、悲惨な状態に陥っているケースもあるという。それは誰からも求められていないのに、勝手に自分に罰ゲームを課していたからだ。

「ドイツが負けるわけないと主張するツイッター民のなかには、《日本代表勝ったら東京から山口まで自転車で行ってやるよ》と豪語した人も。試合後には瞬く間に20万以上のいいねを集めてしまい、しかも『Nスタ』(TBS系)でツイートが紹介されたこともあって、引っ込みがつかなくなっているかもしれません。ほかにも電車内でマッパになるとか、家族への豪華プレゼントを約束した人などもいて、今ごろどうなっているのか興味津々です」(前出・IT系ライター)

 どんな試合予想をするのかは自由だが、予想が外れた時の代償はほどほどに納めておくのがよさそうだ。