3期生のファンとしては気が気でならなかったのではないだろうか。
12月11日深夜の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)では、前回に引き続いて齋藤飛鳥による奈良県・飛鳥ロケの模様を放送。齋藤の手書きによる乃木坂46メンバーたちへのメッセージが紹介された。そのラインアップに偏りがあると、ファンが気を揉んでいるという。
前回は3期生4人と5期生3人へのメッセージを紹介。齋藤がメンバーたちに付けた「山下美月:目バキ船長」といったキャッチフレーズも公開された。
そして今回は4期生9人のキャッチフレーズを紹介。さらに1期生と2期生、そして3期生2人に付けたキャッチフレーズも明かされていた。
齋藤自身はメンバー40人全員に向けて手書きメッセージを書いており、番組では半分の20人分を公開。残る20人分はYouTube公式チャンネルの「乃木坂配信中」にて番組の放送終了後、「齋藤飛鳥からメンバーのみんなへ熱いメッセージ!【乃木坂工事中番外編】」と題した動画にて公開されている。
「番組で公開されなかったメンバーのファンは、この動画配信に胸を撫でおろしていることでしょう。その一方で、番組で紹介されたメンバーの顔ぶれに偏りがあると、不満を持つファンも少なくないようです」(アイドル誌ライター)
番組でメッセージが紹介されたメンバーは、一人ずつしか残っていない1期生(秋元真夏)と2期生(鈴木絢音)については全員が紹介された形。それに対して他のメンバーは3期生が6人、4期生が9人、そして5期生が3人と、人数に偏りが出ていた。
加入から1年に満たない5期生が少ないのはファンとしても納得のいくところ。それに対して3期生と4期生では在籍期間に2年以上の差があり、3期生のほうが齋藤と過ごした歳月は長いはずだ。
それなのに番組では4期生のほうをより多く紹介。しかも3期生は座談会に参加したのが与田祐希、梅澤美波、山下美月、久保史緒里の4人だけで、岩本蓮加と坂口珠美に関しては後編にておまけのようにメッセージが紹介されていたのである。
「この違いを、運営の『4期生推し』と捉えるファンも少なくありません。これまでもシングル表題曲のセンターでは3期生が2作品なのに対して、4期生は4作品となっていますからね。その一方で、メッセージが番組内で紹介された割合を計算すると3期生は11人中の6人で54%、4期生は16人中の9人で56%となり、ほぼ一緒。つまり在籍メンバーの人数差に合わせただけとの反論もあります」(前出・アイドル誌ライター)
果たして運営側は4期生を推しているのか、それともたまたまそう見えただけなのか。ファンとしては齋藤の卒業後にリリースされる32ndシングルのセンターに、注目したいところではないだろうか。