写真週刊誌「FLASH」が主催するオーディション「ミスFLASH2023グランプリ」の発表会が1月17日に行われ、グランプリを受賞した橘舞、井上晴菜、弓川いち華の3人がお披露目された。
橘はミスFLASH史上で初めて、敗者復活戦からファイナルに進んでのグランプリ受賞。発表会では「最初は本当に途中あきらめようと思ったんですけど、応援してくださるファンの方の応援のおかげで敗者復活も頑張れて」とコメント。「グランプリを取ることができ、本当にファンの方々に感謝でいっぱいです」と感謝の気持ちを笑顔で伝えていた。
井上は審査期間中にOLとして週5で働きながら、出勤前、昼休憩、退勤後の3回配信を欠かさなかったと説明。「それでも頑張れたのは、『私を見つけてくれて、私を見ていてくれてありがとう』という感謝の気持ちからでした」と、こちらも応援してくれたファンへの感謝を表明だ。
弓川はアイドルとして6年間の活動経験があり、そこからのグラビア挑戦。多くのファンがイベントに駆けつけてくれたことを「楽しい思い出」としながらも、「厳しいことがあったり、いつも不安でいっぱいでした」と審査を振り返った。それでも最後まであきらめずに頑張ってこれたのは「私を信じて応援してくださったファンのみなさんのおかげです」と、笑顔を見せていた。
3人は発表会の後に行われた会見にて、グランプリ受賞を知った時のエピソードを披露。
橘は事務所での打ち合わせ中にマネージャーが電話で席を外し、なかなか戻ってこなかったことから「私何かやらかしたかな? 怒られるかな? とずっとヒヤヒヤしていた」という。するとマネージャーが「わー! とったぞー!」とうれしそうに戻ってきたそうで、「嬉しすぎてあまり記憶がないんですが、そこのシーンは鮮明に覚えています」との思い出を語っていた。
井上は、その日に連絡がなかったら落選という状況のなか、電話に出たマネージャーが「明日何時ですね!」と話しているのを横で聞いていたという。しかし電話後にマネージャーが「くそー!」と悔しそうにしており、少し心配になったところで「取れてるやないかぁ!」と種明かし。「うれしいというよりも、何か『はぁ!?』という感じでした」と、ドッキリの感想を明かしていた。
弓川はマネージャーからLINEの連絡を待っていたものの、なかなか来ないことから「もうダメだったかも…」と思っていたという。その後にLINEで受賞の連絡が来るも実感が湧かず、家族に報告したらみんな喜んでくれたことから「家族が喜んでいる姿を見て実感が湧いてきて、涙が出てきて本当にグランプリを獲れたんだと実感しました」と振り返っていた。
今後の野望について、橘は昨年芸能界に入ったばかりで迷走中と前置きしつつ、事務所の先輩である藤本美貴のように、「何でもできるタレントさんになりたい」「いただける仕事なら何でもやりたいと思っています」と意気込んだ。
井上は女優になるのが夢で、これまでにも様々なオーディションに挑戦するも落ちてばかりだったと回顧。今後はミスFLASH2023グランプリの称号を手に「様々なオーディションに受かるようにしていきたい」との構えだ。木村文乃や新木優子に憧れているそうで、「新木優子さんの体型に似るように頑張ってきました」と明かしていた。
弓川は6年間のアイドル時代を振り返って「元気というイメージをたくさん持たれていた」と語りつつ、今後は表現の幅を広げていきたい構え。アイドル時代のイメージを打ち破って「たとえばセクシーな自分など、今までになかったような姿をたくさん見せていけるのかなと思っています」と、今後の方向性を示していた。
(取材協力:中嶋未来/撮影:Issey Nakanishi)