日向坂46の宮田愛萌が番組から卒業だ。1月29日深夜に放送された「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)にて、宮田の卒業式が執り行われたもの。そこで垣間見えた細やかな心遣いに、ファンは深く感動していたという
卒業式ではMCオードリーの二人と宮田だけが登場し、春日が卒業証書を朗読。前身番組「ひらがな推し」の当時、オードリーとメンバーの関係がまだふわふわしていたころに、宮田は柿崎芽実(2019年8月に卒業)と共に「白熱のぶりっ子バトル」でスタジオを盛り上げ、番組に勢いをつけてくれたことが紹介された。
「画面には当時の映像が映し出され、宮田と柿崎が交互にぶりっ子ポーズを繰り出す様子を紹介。日向坂46におけるぶりっ子二大巨頭の懐かしい映像に、けやき坂46(ひらがなけやき)時代からの古参ファンは涙を抑えきれなかったようです」(アイドル誌ライター)
春日の卒業証書朗読は90秒を超え、そのあいだ宮田は終始笑顔でぶりっ子ポーズを連発。ファンへのメッセージでは2月28日に1st小説集「きらきらし」が発刊されることも告知し、最後まで“まなも”らしさを貫き通していた。
このように湿っぽさとは無縁だった宮田の卒業式だが、そこには番組側による気遣いが表れていたという。それは彼女が着用していた衣装に秘密があったというのだ。
「彼女はこの日、他のメンバーと同じグレーの制服で着飾っていました。現在の衣装は昨年10月17日の放送回から着用されており、一方で宮田の『ひなあい』出演は昨年8月7日深夜の放送回が最後。つまり彼女がこの制服を着たのは、この卒業式が最初で最後になったのです」(前出・アイドル誌ライター)
番組側では宮田が体調不良により収録に参加できなくなっても、ちゃんと彼女の分の衣装を用意していたのだろう。最後の出演となった卒業式は宮田にとってこの制服を着る一度きりの機会となったが、「みんなと同じ制服」を身につけることができたことで、心おきなくグループから旅立つことができるのかもしれない。
※トップ画像は「日向坂46宮田愛萌・初小説集『きらきらし』」公式ツイッター(@manamo_manyo)より。