まさか3作品続けて同じ割合になるとは…。気を揉むファンもいるようだ。
2月19日深夜放送の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)にて、3月22日に発売される乃木坂46「32ndシングル(タイトル未定)」の選抜メンバーが発表。ダブルセンターを山下美月と、初センターとなる久保史緒里の3期生コンビで務めることが明らかになった。
今回の選抜は全20人。昨年2月に加入した5期生からは井上和、菅原咲月、川﨑桜、一ノ瀬美空、五百城茉緒の5人が初めての選抜メンバーに選ばれた。
前シングルのセンターを花道に1期生の齋藤飛鳥が卒業し、最後の1期生だった秋元真夏と最後の2期生だった鈴木絢音も続いて卒業を発表。これで1・2期生が全員いなくなったことから5期生の選抜入りは確実視されていたが、一気に5人も選ばれたことには驚くファンも少なくない。
その一方で一部のファンからは今回の選抜メンバーを巡って、こんな指摘もあがっているという。
「3期生には、これまで1期生が担ってきた『先頭に立ってグループをけん引する』という役割が与えられることに。そのため3期生の躍進を期待する声もあったのですが、ふたを開けてみれば3期生の選抜入りは6人に留まりました。これで『3期生と4期生の関係』が固定化されるのではないのかと、危惧する声もあるのです」(アイドル誌ライター)
【乃木坂46 32ndシングル選抜 期別一覧】
■3期生 6人
山下美月、久保史緒里、与田祐希、梅澤美波、岩本蓮加、梅澤美波
■4期生 9人
賀喜遥香、遠藤さくら、田村真佑、筒井あやめ、佐藤璃果、金川紗耶、早川聖来、弓木奈於、柴田柚菜
■5期生 5人
井上和、菅原五月、川﨑桜、一ノ瀬美空、五百城茉緒
選抜メンバーにおける3期生と4期生の人数は、26thシングルまでは3期生が上回っていたものの、27thシングルの「ごめんねFingers crossed」では6人ずつで並ぶことに。次の28thシングル「君に叱られた」ではついに3期生が5人、4期生が7人と逆転を果たしていた。
29thシングルの「Actually…」では3期生の5人に対して4期生は8人となり、3人差が付くことに。そして30thシングルの「好きというのはロックだぜ!」では人数がそれぞれ6人と9人になり、その割合が31stシングルの「ここにはないもの」、そして今回の32ndシングルまで3作品連続で続くこととなったのである。
「今回、1・2期生が抜けたことにより、一部のファンからは3期生の選抜メンバーが増えるとの期待感もあがっていました。ところが前作から選抜が2人増えたにもかかわらず、その増員分は5期生に充てられることになり、3期生の選抜メンバーは6人のまま。ダブルセンターこそ山下美月と久保史緒里の3期生コンビになったものの、《3期生が冷遇されている》と感じる人も少なくないのです」(前出・アイドル誌ライター)
ただ3期生と4期生では在籍人数が異なっており、選抜メンバーに選ばれた割合を比べると3期生(6/11)は54.5%、4期生(9/16)は56.3%とほぼ一緒。つまり3期生と4期生は同じような厳しさで選抜メンバーに選ばれていると考えることもできる。
果たして3期生は本当に冷遇されているのか、それとも乃木坂46の中核として4期生と同じ土俵に立っているのか。今後のシングルで3期生より5期生のほうが多く選抜されるようなことがあれば、さらなる激震に見舞われることになるのかもしれない。