松たか子が元夫に放った至言に「分かりみしかない」と全女子が共感!

 別れた男との会話とはこんなにも噛み合わないものなのか。松たか子が元夫に対して放った“至言”に女性視聴者が深くうなづいたという。

 4月20日に放送された松たか子の主演ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系)の第2話では、バツ3の女社長・大豆田とわ子(松)の自宅にて、三番目の元夫で弁護士の中村慎森(岡田将生)と言い争いになる場面があった。

 そのきっかけは、かつて二人が一緒に粗大ごみから拾ってきた思い出のソファーが捨てられていたのを岡田が発見したこと。松は自身が社長を務める住宅建設会社に出入りする男性から「一度座ると二度と立てなくなる」ソファーを勧められ、即断即決で購入。その入れ替わりに、思い出のソファーを捨てていたのだった。

「岡田はなぜソファーを捨てたのかと松を問い詰めることに。そこには、新しいソファーを勧めた相手男性と松がいい感じになっていることへの嫉妬心もあったのです。しかし理不尽な質問を繰り出し続ける姿に松が呆れ顔を見せると、岡田は『なに?オレ面倒くさい?面倒くさかったら言って』と開き直ることに。それに対して松が『面倒くさいって…』と答えるも、岡田が食い気味に『付き合うの?』と畳みかけると、思わず『めんどくせ!』と吐き捨てていました」(テレビ誌ライター)

二人の座るオレンジ色のソファーが言い争いの原因に。「大豆田とわ子と三人の元夫」公式インスタグラム(@omamedatowako)より。

 さらに「付き合うかもしれない?」「付き合いません!」「祝福してるんだよ、ボクは」「じゃあ放っておいてくれませんか?」と不毛なやり取りが続く二人。ここで岡田が「最悪だなって思ってる?」と問い詰めた時に、松の口からその至言が飛び出したのである。

「ここで松は冷静な口調で『私が言ってないことは分かった気になるくせに、私が言ったことは分からないフリするよね?』と反問。これには岡田もつい目をそらしていました。この言葉に女性視聴者からは《分かりみしかない!》《もっと言ってやって》《男はこれだからもう…》などと、松の言葉を全面的に肯定する声が続出していたのです」(前出・テレビ誌ライター)

 その後、岡田は「他人だけど、関係ないけど、早く他の人と付き合ってほしいんですよ。じゃあないとこっちが終われないんですよ」と絞り出すように述懐。このセリフは男性視聴者にこそ響いていたものの、女性視聴者からは呆れ声が出ていたようだ。

「これらのセリフはもちろんのこと、元夫に呆れつつもなだめようとする松と、とにかく元妻をイラつかせてしまう岡田の演技も素晴らしかったですね。非現実的な設定が原因なのか第1話の7.6%に続いて第2話では6.7%と視聴率は落ち込んでいますが、男女の別れをコミカルに描くストーリーがハマった視聴者にはかなり響く作品になっているようです」(前出・テレビ誌ライター)

 離婚に限らず、恋人との別れを経験した人ならうなずけるシーンが満載の「大豆田とわ子と三人の元夫」。第3話以降も目の離せない展開が続きそうだ。