4月1日に結婚を発表した夏目三久が、夫の有吉弘行がMCを務める「マツコ＆有吉 かりそめ天国」（テレビ朝日系）の2時間スペシャル（4月23日放送）に出演。初の夫婦共演を果たすこととなった。
日本中からの注目が同番組に集まるなか、ほぞを噛んでいるのは夏目が総合司会を務める「真相報道 バンキシャ!」の日本テレビと、同じく総合司会の「あさチャン!」を放送するTBSだろう。それに対してテレビ朝日では「アニマルエレジー」にレギュラー出演しているものの、同番組は日曜0:30からの30分番組に過ぎず、格落ちなのは明らか。一方の有吉も数多くのレギュラー番組を抱えるなか、なぜ初の夫婦共演が「マツコ＆有吉 かりそめ天国」で実現することになったのだろうか。
「その理由は間違いなく、二人がテレビ朝日への義理立てを果たすためでしょう。2011年1月に日本テレビを退社した夏目は、同年4月にスタートした『マツコ＆有吉の怒り新党』（テレビ朝日系）にて“総裁秘書”の肩書きでフリー生活をスタート。この番組が有吉との出会いの場になったこともあり、後継番組である『かりそめ天国』を初共演に選んだのはむしろ、当然の選択だったと言えるはずです」（テレビ誌ライター）
「マツコ＆有吉かりそめ天国」の公式インスタグラム（@karisome_tengoku）では、マツコ・デラックスを交えた貴重なスリーショットを公開している。
しかも夏目にとってテレビ朝日は、絶対に足を向けては寝られないほどの恩義を感じるテレビ局なのである。
「夏目はテレビ朝日で数々の番組MCを歴任。2012年4月スタートの冠番組『ナツメのオミミ』を皮切りに、土曜深夜の時間帯で何度もリニューアルを繰り返しながら、現在放送中の『アニマルエレジー』まで9年以上にもわたってMCを務め続けています。もちろん2013年から出演している古巣日本テレビの『バンキシャ!』や、翌2014年から続くTBSの『あさチャン!』にも恩義はあるはずですが、その大きさがテレビ朝日に及ばないことは誰の目にも明らかでしょう」（前出・テレビ誌ライター）
こうなったもはや、一度もレギュラー番組を持ったことのないフジテレビだけが「ウチは関係ない」とばかりに、高みの見物を決め込んでいるのかもしれない？
