【舞いあがれ!】ばんばの船を継がせたい若葉って誰だ?謎のキャラに期待高まる!

 3月14日放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第113回では、長崎・五島で一人暮らししている“ばんば”こと祥子(高畑淳子)が脳梗塞で入院。医師の見立てによると手足のしびれは残るようで、船には乗らないほうがいいと勧められていた。

 娘のめぐみ(永作博美)とヒロインで孫の舞(福原遥)は、ばんばを引き取って東大阪で一緒に暮らしたいが、島を出たくない祥子は拒否。だが船にはもう乗れないとなると、長年乗り続けてきた渡し船の「めぐみ丸」をどうするのかが大きな問題となってくる。ここで新たに、正体不明のキャラが登場したという。

 お見舞いに来た船大工の木戸(哀川翔)がめぐみ丸について訊ねると、祥子は「古か船やけん、廃船になるやろ」とあきらめた様子。すると木戸は「めぐみ丸ば、若葉ちゃんに託したらどがんな?」と提案だ。だが祥子は「あん子やまだ船に乗り始めたばっかりぞ」と、若葉にめぐみ丸を託すことには否定的だった。

「その若葉とはいったい誰なのか、視聴者も頭を悩ませています。船大工見習いの浦一太(若林元太)の妹ではとの声があがるも、妹の名前は『凛』であることが作中で示されています。不登校児の朝陽を連れてきた母親に言及する声もありますが、母親は『美知留』でした。また一太の彼女は『百花』ですし、これまで作中に若葉というキャラは登場していないのです」(テレビ誌ライター)

木戸が言及した「若葉」とは誰なのか。トップ画像ともに©NHK

 小3当時の舞が通っていた知嘉小学校の同じクラスには舞と凛のほかにもう一人、女の子がいた。その子が名前を呼ばれることはなかったので、彼女が若葉ではないかと予想する視聴者もいるようだ。

 だが、第6回でクラスの子たちが「磯の生き物観察」に行った際、その子の名札が映る場面があり、「せりな」という名前が明記されていた。そうなると若葉はいったい誰なのだろうか?

「一つ考えられるのは、一太の弟である慶太の妻です。大人になった慶太はまだ登場していませんが、一太の9歳年下ですから作中の2018年にはもう24歳であり、結婚していても不思議はありません。もし慶太に妻がいれば、島で船に乗り始めている可能性もあることでしょう」(前出・テレビ誌ライター)

 慶太は島から島へ薬や食料を運ぶ物流ドローン事業に関わっている。その慶太が今後、電動小型飛行機の開発に乗り出すヒロインの舞にとって重要人物となってくるのかもしれない。