吉岡里帆、渾身の「バックハグ」で石原さとみと川口春奈をブチ抜いた!?

 吉岡里帆が決意の表情で鈴木亮平にバックハグ! 5月20日放送のドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)がいよいよラブコメ度を全開にしてきたと、視聴者がキュンキュンしているようだ。

 第7話では、主人公の人気マンガ家・刈部清一郎(鈴木亮平)の元に、亡くなった弟の妻だった秋山美波(内田理央)が訪れてくることに。学生時代に清一郎は美波に恋心を抱くも、当の美波は実弟と結婚してしまっていた。それを知った居候の久遠あいこ(吉岡里帆)は清一郎を背後からギュッと抱きしめ、「なんだこれは…」と戸惑う清一郎に対して「愛です!」と告げたのだった。

「本作品では“ダメ男ホイホイ”の吉岡が、いったい誰と結ばれるのかに興味が高まっています。物語の立て付けから考えれば鈴木のはずですが、前回までの展開ではとても鈴木のことを好きになるとは思えず、視聴者も首をかしげることに。それがここにきて一気に吉岡の気持ちが鈴木に揺れ動き、『愛です!』との言葉まで飛び出したことで、ラブコメとしての面白さがぐんとアップしたと言えるでしょう」(女性誌ライター)

共演の木南晴夏と一緒におどける吉岡里帆。表情の豊かさでは今期のラブコメで一番だろう。ドラマ「レンアイ漫画家」公式インスタグラム(@renai_mangaka)より。

 意を決した表情でバックハグした吉岡。そしてその行動に戸惑いを隠せない鈴木。二人の恋模様に視聴者の期待が高まるなか、その煽りを食らったのが石原さとみと川口春奈の二人だというのだ。

「石原さとみは5月19日放送の主演ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)第6話にて、蓮田倫太郎(綾野剛)とぐんと距離を縮めることに。綾野の自宅にて、石原のひざで綾野が眠るという可愛らしいシーンもありました。しかし石原の正体が人魚であるとの疑惑はほぼ確信へと変わってきており、視聴者としても恋愛の行方よりも《どうやって物語を終わらせるのか?》が心配になるばかりです」(前出・女性誌ライター)

 一方で川口春奈の主演ドラマ「着飾る恋には理由があって」(TBS系)では5月18日放送の第5話にて、真柴くるみ(川口)と藤野駿(横浜流星)らが同居するシェアハウスに、かつて川口が勤める会社の社長だった葉山祥吾(向井理)が転がり込んでくることに。

「こちらは川口、横浜、向井の三角関係に期待を高めるファンもいるものの、そもそもシェアハウスという設定に無理があり過ぎとの声も少なくありません。しかも川口の優柔不断ぶりがどうにも鼻についてしまい、感情移入が難しい状況となっています。もちろん吉岡里帆の『レンアイ漫画家』も相当無理な設定なのですが、そこをバックハグという力技で押し切るところに、むしろ清々しさを感じるほど。女性視聴者としては3人の中で吉岡を最も応援したくなるでしょうし、男性視聴者としても吉岡の演じるあいこに最も魅力を感じているのではないでしょうか」(前出・女性誌ライター)

 視聴率では第6話が5.0%に終わった「レンアイ漫画家」が断トツでビリながら、視聴者の満足度では他の2作品を上回っていたのかもしれない。