めるるが明かした謎アイドルの「東京フジヤマ芸者団」、実は壮大な計画だった!

 タレントの“めるる”こと生見愛瑠が、アイドル活動の過去を明かした!? 6月8日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)にて、中二の時に所属事務所の主導で謎のユニットを組まされていたことを明かしたもの。

 その5人組ユニット「東京フジヤマ芸者団」では“花椿”という名前を付けられ、歌っていたのは「KIMURASAN」(木村さん)というこれまた謎の楽曲。めるるが「赤い着物で『オイオイオイオイ』っていう歌で」と説明すると、共演のみちょぱからは「お笑いユニットでしょそれ?」とのツッコミが入っていた。

 その「KIMURASAN」、さんま御殿効果からYouTube動画にアクセスが集まり、放送後の2日間で10万回以上も再生されることに。めるるはなかなかのダンスを披露しているものの、口元は動いておらず、歌わずにパフォーマンスだけを披露するというコンセプトだったようだ。

「この東京フジヤマ芸者団は、『東京ガールズコレクション』(TGC)出演を目指すオーディション『TGA』の参加者から結成されたユニット。2017年7月に結成が発表され、第一弾楽曲の『KIMURASAN』には当時大ブレイクしていたピコ太郎超えを目標に、エンタメ動画で世界を目指すという壮大な意気込みが込められていたのです。メンバーはいずれもモデルとして活動しており、ユニット活動の時だけ“花椿”などの芸者名を名乗るというコンセプトでした」(芸能ライター)

中央の赤い衣装がめるる。MVはさいたま水上公園のプールを借り切って撮影したという。©avex

 なかでもめるるはリーダー格だったようで、結成時にはメンバーを代表してコメント。「見てくださる皆様にかっこいいとか真似したい、もっと見たいと思ってもらえたら嬉しいです」と語っていたが、まさか4年後にバラエティ番組で黒歴史としてイジられることになるとは、予想できていたのだろうか。

 その東京フジヤマ芸者団、結成わずか2カ月後には「TGC 2017 A/W」に出演。「KIMURASAN」の映像をバックにパフォーマンスを披露するも、会場ではかなり微妙な反応だったという。これで結成目的の一つだった「TGC出演」を達成し、活動は終了することに。公式ブログは結成報告、番組出演、TGC出演というわずか3本の記事だけで終わっていた。

「エイベックス主導のユニットだった『東京フジヤマ芸者団』は、いわば企画倒れで早終いした形でしょうか。めるる以外のメンバーも全員がエイベックス所属のモデルでしたし、意外にちゃんとしているMVもいかにもエイベックスらしいこなれた内容でした。ちなみにメンバーの“乙姫”こと杉本美穂はこの3月に女の子を出産して母親になっており、4年という時間の流れを実感させます」(前出・芸能ライター)

 めるるのウィキペディアでは「YouTuberユニット」として紹介されている「東京フジヤマ芸者団」。その再結成に期待が高まる、ということはなさそうだ。

※トップ画像は生見愛瑠公式インスタグラム(@meru_nukumi)より。