元TBSでフリーアナウンサーの宇垣美里が、ファン待望の女優デビューだ。7月6日スタートのドラマ「彼女はキレイだった」(フジテレビ系)にて、ファッション誌の若手編集部員として出演することが決まったもの。
宇垣の演じる絵里花は勝気な役柄で、ヒロインの小芝風花演じる佐藤愛に対しても強気に出るシーンがありそうとのこと。すでに撮影は始まっており、「皆さんが優しくいろいろ教えてくださるので、楽しみながら撮影に臨めています」という。また報道番組やバラエティとは異なり、ドラマでは同じシーンを角度を変えて何度も撮る手法が一般的なことから、「こんなに何回も同じシーンを撮るんだというのがすごく新鮮です」との感想を口にしている。
「強気な性格に見えがちな宇垣ですが、実は人にものを頼むのが苦手で自分でやってしまうタイプなのだとか。その意味では自分とは異なる役柄を演じており、初のドラマレギュラーはけっこうな挑戦となっているのかもしれません。もっとも元局アナとして現場には慣れていますし、ビジュアル面でも他の女優に何ら劣るところはないので、臆することなく撮影に臨んでくれそうです」(芸能ライター)
そんな宇垣のドラマ出演を巡っては、これがいよいよ反転攻勢のノロシではないかと期待の声も高まっているという。
「フリー化した当初はメディアに出まくっていたものの、TBSでも先輩だった田中みな実とは異なり、写真集でジマンのGカップバストを見せつけるということもなく、昨年11月にはコスメ本をリリースするなどマイペースな活動を続けています。テレビ出演も少なく、地上波でのレギュラーは不定期放送の『坂上忍の勝たせてあげたいTV』(日本テレビ系)のみ。ガツガツさを見せずにここまで来ましたが、この4月に30歳を迎えたとあってそろそろ勝負を懸ける時期だと判断したのかもしれません」(前出・芸能ライター)
ということは、今回のドラマ出演を機に女優への転身を図るのか。それとも、もともと興味のあるコスメやファッションの方面に舵を切っていくのだろうか。
「元局アナとしてはやはり、情報番組などの帯番組でレギュラーを持ちたいもの。そんな宇垣がここでフジテレビのドラマに出演したということは、実業家との結婚で降板も噂される加藤綾子の後釜として、『Live News イット!』(フジテレビ系)のMCを狙っているとの観測もあります。ほかには早期終了が予想される『ラヴィット!』の後続番組という声もありますが、さすがにTBSへの復帰は難しそう。ただ宇垣は自由奔放そうなイメージに反し、フリー転向後にこれといったトラブルやスキャンダルとは無縁なので、実はキャスターとして使いやすいという評価もあるようです」(前出・芸能ライター)
ともあれ7月からは、宇垣が演じる美人編集部員の活躍を楽しみたいものだ。