平手友梨奈「ドラゴン桜」のメイクで示した“心の移り変わり”

 ついに物語は受験本番に突入! 6月20日に第9話が放送されたドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)にて、東大専科のメンバーたちがいよいよ大学入学共通テストに臨むこととなった。

 前回の第8話は共通テストまであと137日で終わっていたが、第9話では冒頭で残り115日に。しかも劇中では最後の模試を経て、どんどんと残り時間がカウントダウンされていき、終盤では東大専科の7人全員がそろって共通テストを受験する場面が描かれていた。

「前回は全国トップ級の実力を持つバドミントン選手の岩崎楓(平手友梨奈)が、強権的な父親の呪縛に打ち勝って、東大受験を認めさせる場面がハイライトに。この時点で最終回まで残り2話となっていましたが、まさか第9話で一気に4カ月以上も時が進むとは、その駆け足ぶりに驚く視聴者も少なくなかったようです」(テレビ誌ライター)

 その4カ月で東大専科のメンバーたちは大いに自信を深め、表情も頼もしく変わっていった。なかでも楓(平手)が見せた変化には視聴者も驚きを隠せなかったようだ。

「第8話までの楓は常に険のある顔つきを見せていましたが、両親に東大受験を認めさせたエピソードを境に、一気に柔和さを増したのです。以前は目の周りにブラウン系のアイメイクを施すことで、表情の険しさを強調。それが今回の第9話では一転してナチュラル系の色合いへと変化することで実際の高校生らしいメイクとなり、東大専科の同僚である早瀬菜緒(南沙良)や小杉麻里(志田彩良)との仲間感が強まっていました。おそらく眉毛メイクも少し変えており、表情全体が柔らかくなっていましたね」(女性誌ライター)

表情に自信や明るさがみなぎるようになった楓(平手友梨奈)。ドラマ「ドラゴン桜」公式ツイッター(@dragonzakuraTBS)より。

 第9話での楓は、それまで以上に笑顔の場面が増えたのも印象的。どうやら第8話までは、心の中に抱えた不安が表情に表れていたようだ。

「今回は眉間にしわを寄せる場面もほとんどなく、苦しいはずの受験勉強にも前向きに取り組む姿を見せていました。模試の場面ではバドミントン選手として真剣勝負の試合に臨んできた経験を活かし、『緊張感を集中力に変える』テクニックを披露。楓を演じる平手自身も欅坂46在籍時には、大きなステージでセンターを務める重圧に打ち勝ってきており、その経験が演技に活かされていたのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)

 果たして東大の二次試験を迎える最終回ではどんなメイクや表情で臨むのか。平手の姿から目を離せないことだろう。