6月28日に日本デビュー4周年を迎えた人気韓流グループの「TWICE」が、翌29日に最新曲「Perfect World」のMVを公式YouTubeチャンネルにて公開した。
そのTWICEは7月28日に、同曲を収録した日本での3rdアルバム「Perfect World」をリリース。前2作品に引き続いての初登場1位が期待されている。
今回のアルバムリリースに際しては、タワーレコードでキャンペーンを実施。ポスターのプレゼントやパネル展の開催に加え、フリーマガジンの「別冊『TOWER PLUS+』TWICE特別号」を発行し、7月28日から各店舗の店頭で配布予定だ。そのフリーマガジンを巡り、こんな声が聞こえてくるというのである。
「タワーレコードでは昨年11月18日にTWICEの日本7thシングル『BETTER』が発売された際にも、同様にフリーマガジン特別号を配布。この時は約2週間後の12月1日ごろにもまだ配布を続けていました。それに対して5月26日に配布を開始した『別冊『TOWER PLUS+』 日向坂46特別号』では、週末の29日ごろには配布が終わっていたのです。つまりフリーマガジンの人気ぶりで比べると、日向坂46のほうがTWICEより人気が高いとの見方もありえることになります」(エンタメ誌ライター)
幅広い年齢層から支持されているTWICEだが、CDの初動枚数を見ると、「BETTER」と「Kura Kura」の直近2作品はいずれも9万枚台で、大台を割り込んでいる。それに対して日向坂46は5月26日発売の「君しか勝たん」が48万枚超を記録し、1stシングルの「きゅん」から5作連続で初動40万枚超えを達成。数字の面でも日向坂46人気のほうがTWICEを上回っているのである。
「もっともこの比較には異論も多いことでしょう。日向坂46のCDには以前なら握手会参加券、今回の『君しか勝たん』にはオンラインミート&グリート(個別トーク会)の抽選に応募できるシリアルナンバーが封入されており、複数買いが常態化しているからです。もっともTWICEのほうも『BETTER』ではメンバー全員参加のオンラインイベントに抽選で参加できる仕組みが用意されており、やはり複数買いのファンは少なくありませんでした。フリーマガジンに関しても日向坂46を支える男性ファンには収集癖の強い人が多いのに対し、TWICE好きの女性ファンでは物にこだわらない人も少なくないという違いがあります」(前出・エンタメ誌ライター)
いずれにせよ、売上枚数やフリーマガジンの配布状況だけを理由に、両グループの人気に順番を付けるのはナンセンスなのかもしれない。