女優の夏菜が必死の思いでひねり出したコメントに、お笑いファンも腹を抱えて笑っていたようだ。
7月6日に放送されたお笑い番組の「賞金奪い合いネタバトル ソウドリ」(TBS系)では、6組の芸人が200万円争奪トーナメントに挑戦。この日はゲストとして夏菜が「ナツナ・アマゾネス」という謎のキャラに扮して、番組に華を添えていた。
「同番組ではMCの有田哲平がドン・アリタというディスコ調のキャラに扮し、アシスタントも宇賀神メグアナがメグ・ウガジン、野村也哉子アナがサヤ・ノムラという近未来アンドロイドのようなキャラを演じているのが特徴。それに合わせて夏菜もシルバーのウィッグやカラコンを装着し、エナメルのロングブーツやロングコートを身にまとった謎の女海賊といった出で立ちで登場していました。ただ不慣れなキャラコスに、本人もなかなか調子が上がらなかったようです」(テレビ誌ライター)
登場一番、彼女なりに精一杯のデスボイスで「ナツナ・アマゾネスよ、ハッ!」と啖呵を切った夏菜。有田からどの芸人のスタイルが好きかと問われると、こぶしを突き出して「ドツキ!」と絶叫だ。錦鯉のネタを鑑賞した後には「初めてネタを観た、あの二人の。面白かった」とぶっきらぼうな様子。これには有田から「まだ、どういう設定でいけばいいか、自分も分かってないみたい」とツッコまれ、夏菜自身も「難しいねぇ」とコボしていた。
「この『ソウドリ』では黄色や紫のウィッグを被る女子アナ二人の美しさが人気の的。日米ハーフで彫りの深い宇賀神アナはアンドロイドらしさを際立たせ、一方の野村アナは父親で狂言師の野村萬斎から受け継いだパッキリした顔つきが美しさを放っています。そして夏菜も二人に負けじと、ともすれば仮装になりがちなシルバーのウィッグに負けない美人力を発揮していたのですが、彼女に与えられた“アマゾネス”という役柄がどうにも難所だったようで、番組中もキャラづくりに迷走していました」(前出・テレビ誌ライター)
その夏菜、宇賀神アナから「電車に乗っている時、クマが乗ってきたらどうしますか?」と不意打ちで質問されると、目線を伏せて「ちょっと待って…」とフリーズ。前半パートで予選を勝ち抜いたミキに「ほれ!」といって賞金を手渡した際にはミキ・昴生から「集計の時、笑顔見せてくれてたやん」と指摘され、思わず苦笑いで頬を膨らませていた。
さらに空気階段のネタが終わったあとには「くだらない!」と言い放つも、「ちょっとこのキャラやめてもいいですか? はぁ、難しいわホントに。どうしましょ?」と頭を抱えていたのである。
「ところがずんのタクシーネタを観た後には、いきなりぶっちゃけキャラ風の口調で『絶対に会いたくな~い、ああいう人には。一番ウザいな~と思うタイプだよねぇ』と大幅にキャラ変。もはや視聴者も夏菜が次に何を口にするのか興味津々です。そしておいでやす小田のネタ披露後には普段の口調で『めっちゃくちゃ面白かったし、私も家でふだんあんな感じ♪』とぶっちゃけることに。番組のラストでは優勝したミキ以外に面白かった芸人を尋ねられるも、『う~ん、ミキ!』との大ボケで場の笑いをさらっていました」(前出・テレビ誌ライター)
視聴者からは<夏菜のコスプレ可愛かった~><一番笑いをソウドリしたのは夏菜>といった感想も。一周回って出た結論は、普段通りのトークが一番面白いということだったようだ。
※トップ画像は夏菜公式インスタグラム(@natsuna_official)より。