その語り口はまさにオタクそのものだった! 女優の二階堂ふみが明かしたガチな飛行機マニアぶりに、その筋の強者たちも「彼女は本物だ」と絶賛しているという。
7月8日放送の「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)では、NHK連続テレビ小説「エール」で共演した二階堂と松井玲奈がゲスト出演。まず松井があふれ出る新幹線愛を語ると、それを受けて二階堂も「飛行機の座席がすごく好きで」と切り出した。
「二階堂は『航空会社によってシートピッチから幅からすべて変わるんですよ』と説明。“シートピッチ”(前後のシート間の距離)という単語が人気女優の口から出てきた時点で、飛行機マニアはビックリです。次いで彼女は『御三家というのがあって』と切り出し、マニアたちが息を飲んで見つめるなかカタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空という中東のエアライン3社を紹介。これにはマニアたちも『マジモンだ!』と驚きを隠せませんでした」(トラベルライター)
中東のオイルマネーを資金源に豪華なシートやサービスで知られる3社だが、サッカーのスポンサーなどで有名なエミレーツ航空はともかく、エティハド航空を知る日本人はそう多くないもの。その社名をさらりと“御三家”として挙げた二階堂のマニアぶりは、相当なレベルにあるという。
「2018年2月放送の『PON!』(日本テレビ系)では、月刊エアラインとネットが情報源だと説明。その月刊エアラインは月刊誌としては異例と言える1430円という高価格ながら、飛行機マニアの間では必読書として愛読されています。そして同年4月に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では、機内にメジャーを持ち込んで計測していると明かす場面も。これはシートに興味のある飛行機マニアなら一度は実践した“あるあるネタ”であり、そのガチぶりが本物中の本物であることは間違いありません」(前出・トラベルライター)
目を輝かせながら飛行機トークを繰り広げる二階堂に、松井も「初めて出会った、こんなシートの話ができる女性と思って、結託しました」と興奮気味。かたや新幹線、かたや飛行機と種類は違うものの、乗り物のシート愛を語り合える女友達は実に貴重なことだろう。