女子大生のアイドルコピーダンス「UNIDOL2021 関東予選2日目」で決勝進出チームが決定!

 ついに決勝進出チーム全組が決定! 7月8日に東京・新宿ReNYで開催された「UNIDOL2021 Summer 関東予選2日目」にて4組の女子大生グループが決勝戦への切符を手に入れた。これで関東予選1日目と全国4カ所での地方予選が終了し、8月31日に東京・USEN STUDIO COASTにて開催される決勝戦の出場チームが顔をそろえることとなった。

 この「UNIDOL」(ユニドル)は、女子大生による大学対抗のアイドルコピーダンスコンテスト。2019年には東京・新木場STUDIO COASTでの決勝戦に約3000人が来場した一大イベントだ。しかし昨夏の大会はコロナ禍により中止となり、2年ぶりの開催となった今年もコロナ禍のなかで思うように練習すらできないなか、各グループは精一杯のパフォーマンスを繰り広げてみせた。

 今回の関東予選2日目では、6月21日の1日目に引き続いてオンライン配信を実施。審査員審査と観客投票、そして配信視聴者によるオンライン投票が行われ、決勝戦に駒を進める4組が決定した

 1位で決勝戦への切符を手にしたのは、2017年の決勝戦で優勝した実績を持つ「成城彼女」(成城大学)。20人という大人数ながらパフォーマンスを磨き上げ、念願の決勝進出1位突破となった。実績のあるチームながら前回大会では決勝進出が叶わず、辛酸をなめた経験をバネにしてより洗練されたステージを作り上げ、高い評価を獲得した。

 終演後には「予選1位通過が夢みたいでまだ信じられない」と夢心地ながら、「目指していたことなのでやっと叶ったという思いが強い。でも、ここまで来たからには優勝する。」と決勝戦への意気込みを語っていた。

衣装もオリジナリティにあふれていた「成城彼女」(成城大学)。

 2位には「ももキュン☆」(早稲田大学)が入賞。明るくはじけるセットリストを武器に、チームカラーに染め上げたパフォーマンスで多くのファンを惹きこんでいた。結果発表時には2位入賞を喜びつつも、1位通過できなかった悔しさを涙声で語り、決勝戦への決意を新たにしていた。

2位「ももキュン☆」(早稲田大学)は決勝戦でのリベンジを誓う。

 3位に入賞した「kimowota☆7」(法政大学)は、6人と少人数の編成ながらパワフルなステージを披露。名前を呼ばれると涙ながらに喜びを語り、眩しい笑顔でフォトセッションに応じていた。

3位「kimowota☆7」(法政大学)は、シークレットゲストのアップアップガールズ(仮)と笑顔の記念撮影。

 4位で最後の切符をゲットした「UNGRID」(慶應義塾大学)は、前大会に続いての決勝進出。激しいダンスナンバーを盛り込んだ攻めのセットリストを引っ提げて、2年生が中心のメンバー編成で試行錯誤しながら結果を残すことができた。

4位「UNGRID」(慶應義塾大学)は48、坂道、ハロプロと豪華セットリストで勝負してきた。

 8月31日の決勝戦には予選を勝ち抜いたチームたちに加えて、当日に開催される敗者復活戦の勝者も参加。暑い夏に最高のフィニッシュを飾ることができるのか。アイドル好きな女子大生たちの夏は、これからますます熱さを増していくに違いない。

(撮影/Issey Nakanishi)