韓国発の大型オーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」(AbemaTV、以下ガルプラ)が8月20日の放送で第3回を迎え、日本でも話題性が急上昇している。
グローバルガールズグループデビュープロジェクトの「ガルプラ」では、日本・韓国・中国から33人ずつ計99人が参加。最終的に9人組のグループをデビューさせるという全12回放送のテレビ番組だ。
「オーディションでは日中韓それぞれから一人ずつが参加する『CELL』という3人組ユニットを結成。そのCELL同士で競い、下位のCELLは脱落していく仕組みが特徴です。このCELLは固定ではなく、組み換えもあることから、他の国の誰と組むのかも重要な要素となってきます」(韓流ライター)
外国人同士のユニットでどうやってコミュニケーションを取るのかと心配になるところだが、そこはK-POPへの強いあこがれを持って集まってきた参加者ばかりとあって、共通言語は韓国語。日本人候補生のJグループでももちろん、全員が韓国語で会話している。
10~20代の年ごろ女子たちが暮らす部屋は、シングルベッドを3台並べたような狭さに驚くところ。その部屋にもカメラが入っており、ユニット仲間の日常会話も垣間見られるのがユニークな点だ。そんな日常を丸出しに思える「ガルプラ」にて、普通なら映し出されるはずの要素がまったく見えてこないことに驚く視聴者もいるという。
「彼女たちの生活では一回も食事シーンが出てこないのです。『ガルプラ』の候補生たちは全員が驚くほどスタイルがよく、無駄なぜい肉は付いていないスレンダーな体型ばかり。韓流女性グループは厳しいダイエットで知られていますが、『NiziU』を生み出した『Nizi Project』でも少しは食事の話題も出てきたもの。それが『ガルプラ』では食事のシーンはおろか、食に関する話題が出てくることすらないのです」(前出・韓流ライター)
NiziUが唯一ケンカしたのは、久しぶりに食べる甘いものをケーキにするかアイスにするのかという言い争いだった。そういった楽しみが一切ないのであれば、食事の話題自体がなくなってしまうのかもしれない。