薄幸のシェアハウス解消宣言に「マヂラブ村上の二の舞は勘弁!」の声が出るワケ

 人気芸人「納言」の薄幸が、シェアハウスを解消すると宣言だ。9月19日放送の「爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!」(テレビ朝日系)にて「私は絶対出ていく」との決意を語ったもの。

 幸は現在、女性芸人のポンループ・アミ、そして男性芸人のダンビラムーチョ・大原優一とダイヤモンド・野澤輸出の全4人でルームシェア。物件は3階建てのメゾネットマンションで間取りは4LDK、一人一部屋の個室があるなかなか快適そうな住居となっている。だが幸にはどうにも納得できない不公平な状況があるというのだ。

「番組では幸が、みんなで飲む酒やお茶の代金を支払っていると紹介。しかし感謝されたのは最初の2回だけで、もはや『ありがとう』の声もないそうです。似たような状況は4月1日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)でも明かしており、実は酒だけではなく食費やリビングの家具類も幸が負担。『陰で他の3人から飯って呼ばれている』との不満をこぼしていました。同居の男性二人は先輩芸人ですが、テレビ出演は幸が断トツで多いこともあり、収入格差には相当なものがありそうです」(エンタメ誌ライター)

同居人のポンループ・アミ。ピザも幸が買ったものだという。トップ画像ともに薄幸公式ツイッター(@nagonmiyuki)より。

 これでは幸がシェアハウスを解消したいと不満を口にするのも無理のない話。番組では代金を支払う幸に同居人たちが立って拍手をすることが決まり、当面の独立は避けられた形となっていた。

 とは言え幸がさらに売れるなど、いずれは別れの時期が来るのは否めないところ。そんな幸に対して<マヂカルラブリー村上のようにはならないで!>との声があがっているというのだ。

「幸と村上に共通するのは『高円寺芸人』であること。東京・杉並区の高円寺はサブカルの街として知られ、吉本の東京本社や劇場のある新宿に中央線で4駅という近さもあいまって数多くの芸人が住んでいます。6月17日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)ではずばり高円寺芸人を特集し、ロケ中のティモンディ高岸が高円寺の飲み屋にいる村上に出くわしたり、幸が地元民じゃないと知らないようなラーメン屋を紹介するといった場面が放送されました」(前出・エンタメ誌ライター)

 ところがその放送からわずか3カ月後の9月18日に放送された「ゴッドタン」(テレビ東京系)にて、当の村上が「高円寺を捨てた」ことが明らかになったのである。

「M-1グランプリ優勝でマヂカルラブリーが人気者になったこともあり、村上はより新宿寄りの新中野にある家賃26万円のマンションに引っ越し。それでいて高円寺で借りていた3万8000円のアパートは“プロモーション用に”に残していることが、相方・野田クリスタルの口から暴露されました。そんな村上には高円寺好きのお笑いファンから大ブーイングが寄せられることに。それもあって幸に対しては、たとえシェアハウスを解消した場合にも次に住む場所が高円寺であってほしいとの声が続々と寄せられているのです」(前出・エンタメ誌ライター)

 村上の二の舞は勘弁してほしいとの声が寄せられている幸。空気階段・鈴木もぐらのように売れてきても高円寺に住み続ける芸人をぜひ見習ってほしいものだ。