生田絵梨花「IH事件の悪夢」を払拭した料理企画で光ったバナナマンのフォロー!

 まさかあの“料理モンスター”が絶賛される日が訪れるとは。9月26日に放送された乃木坂46の冠番組「乃木坂工事中」(テレビ東京系)にて、一期生の生田絵梨花が料理の腕前を見せつけ、番組MCのバナナマンも驚いていたようだ。

 この日は「期別対抗料理クイーン決定戦」と題し、各期別に3人1組のチーム戦で料理対決をするという企画を放送。生田、秋元真夏、高山一実の「1期生チーム」は“彼氏に作る初めての手料理”というテーマに沿って、肉じゃが、だし巻き卵、ほうれん草の白和えなどを作っていたが、その場面にファンからは心配の声が続出していたという。

「なにしろ生田には『IH事件』という黒歴史がありますからね。2011年12月の『乃木坂って、どこ?』(同)にて当時14歳の生田は、だし巻き卵を作る際にフライパンを使わず、IHヒーターに卵や具を直接ぶちまけるという珍事を引き起こしていました。その生田が今回、因縁のだし巻き卵を担当したのですから、ファンもバナナマンも固唾を飲んでその場面を見守っていたのです」(アイドル誌ライター)。

 いざ調理がスタートすると、バナナマンは「生田さんが今、IHの前に立っています。今回はちゃんと鍋を置いています。IHの使い方を学んでいます」と、10年前のIH事件をネタにイジルことに、さらに「生田さんが卵をといてますよ。この卵をどこにぶっかけるんだ!」との煽りだ。

 ところが今回は料理の手順が完璧だったうえに、マヨネーズを少し入れるという生田オリジナルの工夫も。完成しただし巻き卵は見栄えも味も申し分なく、味見したバナナマン設楽統は「美味い!」と絶賛だ。設楽は「ちゃんと出汁の風味もするし、『マヨネーズ入れてる』って言ってたから、ちょっとだけふんわりしてる。丸い感じになるというか…すごい!」と手放しの絶賛。相方の日村勇紀も「こんなの作れるようになったんだね! マジでいい奥さんになるよ」とベタ褒めで、これには生田も「えっ、嬉しい!」と本気の照れ顔を見せていた。

「生田は2016年、アイドル誌の料理企画を通して料理の先生からだし巻き卵などの調理法を学んでいました。翌2017年放送の『乃木坂工事中』では手作りお弁当企画に挑戦し、この時点でもだし巻き卵をちゃんと作れていたのです。ただその時は、試食した設楽が『うん、卵本来の味だ。うん、美味いけど…』と、味に関しては物足りない様子を見せていたもの。それと比べると今回は本当に美味しいというリアクションでしたから、ますます料理の腕を上げたに違いありません」(前出・アイドル誌ライター)

こんな美女が作ってくれた料理ならなんでも美味しいのかも!? 生田絵梨花公式インスタグラム(@ikutaerika.official)より。

 今回はだし巻き卵のほかに、ほうれん草の白和えも作っていた生田。こちらのお味もしっかりと評価されており、生田の貢献により1期生チームが2期生チームを相手に勝利を収めていた。

 そんな生田の活躍ぶりに加えて、今回の料理企画ではバナナマンの対応にも視聴者からの拍手が贈られていたという。2期生チームは新内眞衣、北野日奈子、鈴木絢音らがペッパーライス、ポテトサラダ、イチゴ飴と、1期生チームとはまったく異なるメニューで勝負していた。

「結果的に負けてしまった2期生ですが、設楽は『これも全然100点満点』とフォロー。勝ったほうは2回戦に進めることから、『(2期生も)それを考えてくれてたわけ? でもスゴい惜しかったから』と設楽が語れば、日村も『ああそうかあ、悪い! スゴい美味しかった』との声を掛けていました。その様子は姉妹対決の勝敗を決めなくてはならない優しいお父さんのようでしたね」(前出・芸能ライター)

 次回の3期生vs4期生の料理対決は果たしてどのような展開になるのか、こちらも楽しみだろう。

(石田安竹)