まさかダウンタウンの二人がこんな反応を見せるとは、意外に思った視聴者もいたのではないだろうか。
9月30日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)にゲスト出演した藤田ニコルは、8月に納車されたばかりの「メルセデス・ベンツGLB」を披露。自ら愛車をドライブし、かき氷店巡りを楽しんでいる様子が映し出されていた。
番組ではまず、お笑いトリオ「四千頭身」の後藤拓実が450万円の「アウディA3」に乗っていることを紹介。次いでニコルの愛車は700万円とさらにお高いことが明かされ、その車種がベンツGLBだと分かると、ダウンタウン松本人志は「これ初めて乗るクルマちゃうぞ! マジかよ~」と絶叫。浜田雅功も「最初に乗るクルマがこれかあ」と呆れ気味の顔付きを見せていた。
「ニコルのベンツに驚いていた二人ですが、松本は超高級車の『マイバッハ』、浜田はゲレンデバーゲンこと『ベンツG500』に乗っており、700万円とベンツの中では庶民派モデルのGLBに驚くようなことはないはず。ニコルがまだ23歳と若い点についても、ダウンタウンは23歳の時にレギュラーの帯番組『4時ですよーだ』(毎日放送)を担当していました。それゆえ二人の絶叫には驚いた人もいたことでしょう」(芸能ライター)
それでもなお、ダウンタウンの二人がニコルのベンツに驚いたことには納得のワケがあるという。それは二人が初めて買った車に理由があるというのだ。
「松本は18歳で最初の車を購入しており、車種は軽自動車の『スズキ セルボCT-G』でした。当時の価格は70万円超で、若き日の松本にとってはかなり背伸びした代物だったはずですが、今にして思えばあの松本人志が軽自動車に乗っていたこと自体が驚きです。ちなみに当時は1976年の規格改定で排気量が550ccに拡大したばかり。なかでもパワフルなターボモデルは若者の憧れでしたし、18歳の松本にとっては最高の車だったのかもしれません」(前出・芸能ライター)
そして浜田が最初に購入したのは、中古の「トヨタ コロナマークII」。仕事の合間に立ち寄った自動車フェアで衝動買いしたという代物で、価格はなんと5万円だったという。そんな思い出があればたしかに、ニコルの700万円ベンツに腰を抜かさんばかりの勢いで驚いたのも納得だったのかもしれない。