【TIF2021】HKT48、TIF名物の野外ステージで汗だくの「最高かよ」!

 HKT48が10月3日、世界最大級のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2021」(TIF2021)に出演。他の48系グループや坂道系グループがメインステージである「HOT STAGE」(Zepp Divercity)に上がるなか、HKT48はTIF名物の屋外ステージとして人気の「SMILE GARDEN」でパフォーマンスを披露した。

 メンバーは夏らしさを感じさせる水色の衣装で登場。爽やかさを身にまとったような衣装はメンバーそれぞれで少しずつデザインが異なっており、ファンはそれぞれのデザインで表現された個性の違いに感心していたようだ。そんなきらきらしたビジュアルに負けないほど、メンバーの笑顔が輝いていたのも印象的だった。

 ステージの冒頭では、IZ*ONEの活動を終えて5月に復帰したばかりの矢吹奈子が扉からお顔を出して「よっ!よっ!よっ!よっ!」との掛け声。それを合図に「12秒」がスタートだ。MCでは「こうやってHKTとしてTIFに出ることができて本当にうれしいです!」と笑顔を見せていた。

TIFを象徴する「SMILE GARDEN」に登場したHKT48。

昨年、オンラインで開催された「TIF2020」をコロナ感染で辞退した悔しさを胸に秘めたパフォーマンスだったことだろう。

 5曲目の「しぇからしか!」では今年いっぱいでの卒業を発表している村重杏奈がセンターを担当。もともとは兒玉遥のセンター曲で、同じ1期生の村重がセンターを務める姿はなんとも印象的だ。

 その村重はステージ終了後、控室にて出演メンバー全員で撮影した画像をツイート。「みんなと目が合うたびに泣くかと思った」とつぶやきつつ、「寂しいのに笑ってごまかしちゃう笑」と綴り、メンバーへの愛を語っていた。

 ライブの締めくくりには定番曲の「最高かよ」を投入。田中美久が「HKTって?」と訊くと他のメンバーが「最高かよ!」と叫ぶ掛け合いからは、HKT48メンバーの仲の良さが伺えた。

10月とは思えない夏らしさにあふれたパフォーマンスだった。

エネルギッシュなジャンプ!

 HKT48らしい疾走感にあふれたノリノリな曲をノンストップで披露した今回のステージ。30分で9曲という密度の濃いパフォーマンスに、ファンはお腹も心もいっぱいだったのではないだろうか。

【HKT48 TIF2021 セットリスト】
M1 12秒
M2 ぶっ倒れるまで
M3 メロンジュース
M4 ウインクは3回
M5 しぇからしか!
M6 早送りカレンダー
M7 空耳ロック
M8 君とどこかへ行きたい
M9 最高かよ

(青木千聖)