「THE W」女王の吉住が、明石家さんまを蔑んだ目で見ていた!

 芸歴6年の若手が、芸歴47年の大先輩を蔑んだ目で見ていた!? 10月1日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)では「愛すべきクズやばいヤツらがやってきた~第二章~」と題して、岡野陽一らの金借りクズ芸人らが出演した。

 前週の放送では、大学を中退して芸人になったザ・マミィの林田洋平が、父親と疎遠になっていると吐露。その解決策としてクズ芸人らは父親に借金を申し込むべきと提案していた。それを受けて今週は、相方の酒井貴士が300万円の借金を抱えていることから、司会の明石家さんまは「お前、300万円借りたれよ」と林田にけしかけることに。これには林田も「さんまさん、自分が変なこと言ってるって気づいてます?」と当然の反論だ。

 するとさんまは「先生、ボク何もおかしいこと言ってませんよね?」と岡野に確認。ここで「何もおかしくない」と断言した岡野は、親からの借金について「8000円貸してくれって頼むと必ず1万円貸してくれる」という謎理論を展開だ。これにはさんまも「素晴らしい! 方程式や」と諸手を挙げて感心していた。

 そんなさんまの反応に気を良くした岡野は「理想は借りたい額の20倍を言うのがベスト」との持論を主張。その言葉にスタジオの男性芸人たちが爆笑するなか、吉住やあいなぷぅらの女性芸人たちは呆れ顔を見せていたのである。

「クズ芸人たちの金借りエピソードに、吉住やあいなぷぅは終始『理解できない』といった渋い顔を見せることに。自身も100万円超の借金を抱えているというやす子だけは男性芸人と一緒に大笑いしていましたが、ギャル芸人のエルフ荒川も初出演の向上委員会で交わされる会話に当惑している様子でした」(エンタメ系ライター)

 ここで今田耕司は、さんまがレギュラーを14本持っていた時代に所持金が140円しかなかったとのエピソードを披露。これに陣内孝則が「元祖クズ芸人や」と乗っかると、さんまは「俺は借金いうたかて(オール)阪神に1万円や!」と反論だ。「あいついつも靴下に1万円隠しとんねん」と明かし、金がないというオール阪神に「靴下脱げぇ!」と迫っては虎の子の1万円をせしめていたとの思い出話を披露していた。

「これらのエピソードに、吉住は苦笑いしながらも蔑むような目つきでさんまを見ることに。いくら大先輩と言えども、数々のクズエピソードに思わず本心が態度に出てしまったのでしょう。この後にはウエストランド井口浩之がクズ芸人に噛みつくトークが展開されましたが、さんまに『女性から見ていまの言い合いどうやねん?』と問われた吉住は『聞いてなかったです』とピシャリ。あいなぷぅも『全然入ってこなかった、異次元の話』と、我関せずといった様子でした」(前出・エンタメ系ライター)

借金トークに顔をしかめていた吉住だが、岡野陽一やザ・マミィとは3マンライブの経験もある。トップ画像ともに吉住公式インスタグラム(@yoshizumiiii)より。

 そんな反応に「女性はこういうのあんまり興味がないのか」と驚くさんま。吉本の後輩でもあるエルフ荒川に「どうや?」と話を振るも、荒川は「興味ないし、ずっとテレビで見ていたさんまさんがこんな話で笑ってると思ったら無理~、悲しい!」と幻滅の表情だ。

「その返答にしばし言葉を失っていたさんまですが、ふと我に返るように『俺だけがホンマモン(のクズ)やぞ!』と強調。これには荒川も手を叩いて喜ぶなど、さんまの底力を見せつけられた思いでした」(前出・エンタメ系ライター)

 女性芸人にはハマらなかったクズ芸人の借金トーク。吉住の表情は女性視聴者の姿を反映していたのかもしれない。