モデルでタレントの“めるる”こと生見愛瑠が、10月6日スタートのドラマ「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール」(日本テレビ系)にレギュラー出演。その演技が注目を集めているようだ。
同ドラマでめるるは、喫茶店アルバイトの橙野ハチ子役で出演。ヒロインの赤座ユキコ(杉咲花)に一目ぼれしたヤンキーの黒川森生(杉野遥亮)が入りびたっている店で、かつてイジメから守ってくれた黒川を好きという役柄になっている。
第一話では二度、出番のあっためるる。最初は喫茶店内で黒川がユキコに恋していることを明かす場面で、当初は「森生、今日変じゃない?」と訝っていたものの、黒川がユキコの名前を明かすと、曇った表情で「ユキコさん…・」とつぶやく姿が印象的だった。
二度目は、黒川に自転車泥棒の疑いがかけられたことについて「森生たち、大丈夫かな。自転車泥棒なんてセコいことやるわけないのに…」と語る場面。いずれも普段の明るい笑顔ではなく、しっとりした表情での演技を見せていたのである。
「そんな姿に視聴者からは《めるる演技上手くない!?》《ナチュラルで上手》などと絶賛の声が続出。批判の声はほとんどなく、意外な演技ぶりに驚く声があがっていました。この3月には『おしゃれの答えがわからない』(日本テレビ系)でドラマ初出演にして初の主演を飾っていましたが、全4回の深夜ドラマだったことからほとんど注目されることがなく、今回の『白杖ガール』出演が多くの視聴者にとっては彼女の演技を観る初の機会となっていたのです」(テレビ誌ライター)
思いのほか演技への評価が高かっためるる。初回はまだ出番が少なかったため、真の評価は第二話以降に委ねることになりそうだが、彼女の意外な演技力にはちゃんとした理由があるという。
「愛知県出身のめるるは小学4年生から『エイベックス・アーティストアカデミー名古屋校』に通い、演技や歌、ダンスなどを習っていました。オーディション合格をきっかけにモデルとなりましたが、アカデミー通学当時は1週間のうちほぼ毎日レッスンに通っていたのだとか。そういった下地があることから、演技についてもずぶの素人ではなく、勘がよかったのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
7月期のドラマ「TOKYO MER」(TBS系)では、モデルの佐藤栞里が期待をはるかに上回る演技力を見せたことが話題になったもの。今季の「白杖ガール」ではめるるが、同じように話題を集めることになりそうだ。