ぼる塾・きりやはるか、さんまを固まらせたクレイジーなお笑い!

 人気お笑いトリオ「ぼる塾」のきりやはるかが、明石家さんまを固まらせた? ホンワカしたキャラで知られる彼女が見せたキレのあるネタには相当な破壊力が込められていたようだ。

 きりやは10月8日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に出演。この日はインディアンスがゲスト出演し、田渕のマシンガントークをマヂカルラブリー野田が「口から音が鳴ってるだけ」と茶化すなど、終始にぎやかな様子で番組は進んでいた。

「同番組では向かって右側の“向上委員会メンバー”に10人ほどの芸人が座り、今回はきりやとゆりやんレトリィバァの二人が紅二点として出演。ゆりやんはまだ、他の芸人たちによる丁々発止の掛け合いについていってましたが、きりやは終始ニコニコ笑っているだけ。さすがに芸歴4年の若手には厳しい現場かと思われましたが、終盤にその場面がやってきたのです」(エンタメ系ライター)

若手の女性芸人では珍しくフェミニンな装いの多いぼる塾。トップ画像ともに桑子マネージャー公式ツイッター(@kuwako_ki)より

 番組終盤には恒例の「SURVIVAL TIME」で、きりやが一発ギャグを披露することに。普段はぼる塾でもさほどギャグを繰り出すタイプではないことから、お笑い好きもお手並み拝見とばかりに注目していたことだろう。

「さんまから『可愛らしくまとめてくれ!』と送り出されたはるか。『ギャグやりまーす』と前置きした彼女は『つる、つる、ゆで卵~!』との掛け声とともに両手で頭上に大きな丸を描き、満面の笑みを見せてくれました。平手友梨奈似と評される可愛らしい笑顔は観る者を癒してくれるパワーに満ちていましたが、これがギャグかと問われれば首をひねらずにはいられないところ。背後で見守っていたさんまは苦笑いしながら、実に10秒以上も沈黙していたのです」(前出・エンタメ系ライター)

 あのさんますら固まらせてしまった一発ギャグに、番組では「今日一番のクレイジーお笑い」とのテロップを表示したほど。さんまは「スゴいな! この戦場に爪切りだけ持ってくるヤツな」と独特の表現できりやの度胸を褒めていた。

「きりやの一発ギャグにマヂカルラブリー野田が『スゴいよやっぱ』と感心すれば、同・村上は『スゴい時代に突入してますよ。分からないですホントに』との感想を口にしていました。当のきりやは高笑いしながら『ゆで卵~』とリピートしていましたが、周りの反応を気にせずにニコニコしていられる姿はまさに、令和の芸人を体現していたのではないでしょうか」(前出・エンタメ系ライター)

 そんな彼女の姿に、ぼる塾の人気を再確認した視聴者や関係者も多かったのではないだろうか。