カメラ目線で視聴者を射るように見据える表情は本物だった! その失礼な言葉に天海有希が怒り心頭に発していたようだ。
10月16日放送の「有吉ダマせたら10万円」(フジテレビ系)は、各芸能人が持ち寄った「ウソかホントか分からない話」を有吉弘行が判定するという番組。中盤では天海が「すりガラス越しで女子高生のフリをしている天海祐希はどっち?」というゲームに挑戦することとなった。
同ゲームではすりガラスで隠されたボックスが2つ用意され、片方に天海が、もう片方には本物の女子高生が入り、様々な質問に答えていくというもの。その回答でどちらが天海なのかを当てるのだが、そのゲームで有吉が天海をガンギレさせたというのである。
「ゲーム名がタイトルコールされた時点で有吉は大笑い。『本当!? いや、絶対無理でしょ!』と言い放つと、その言葉に天海は『無理とか…』とつぶやき、冷たい目線でカメラと有吉を睨みつけていました。その表情は2005年の主演ドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)で演じた鬼教師そのもの。それでも有吉はひるむことなく、憎まれ口をたたき続けたのです」(テレビ誌ライター)
次いで有吉が「天海さんの女子高生のころなんてカミソリ持って…」と昭和のヤンキーになぞらえたツッコミを入れると、天海も喰い気味に「持ってねーよ」とガンギレするなど、真正面からの殴り合いを展開。ここで進行担当のバカリズムが「自信はあるんですか?」といつもの笑顔で訊ねると、真顔で「もちろんですよ」と答えるも破顔一笑で大笑いしたのが印象的だった。
「いざすりガラスの向こう側に入ると、天海は最初の自己紹介から『18歳です↑』と語尾を可愛らしく上げたり、『えっと~』とマンガのセリフみたいな単語を入れ込むなど、ぶりっ子モードをさく裂。もう片方のガチ女子高生がわりと抑揚のない口調でしゃべっていたのと比べると不自然なのは明らかで、この時点でもはや視聴者にも正体は丸わかりだったことでしょう。それでも前日に仕入れてきた《インスタのストーリー》や《TikTok》といった単語を入れ込み、これらはガチ女子高生も同じ内容を口にしていたので、有吉をダマそうとする努力はかなり積み重ねていたようです」(前出・テレビ誌ライター)
当の天海(54)は有吉(47)より7歳年上。人気のベテラン女優が頑張って女子高生を演じた姿には、現役女子高生のような可愛らしさが詰まっていたことだろう。