乃木坂46の山崎怜奈が2月10日、自身初の著書となる「歴史のじかん」(幻冬舎)を発刊した。同書は冠番組「乃木坂46山崎怜奈 歴史のじかん」(ひかりTV)の内容をもとにした歴史関連本で、「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」(テレビ朝日系)で発揮している歴女ぶりが詰まった一冊となっているようだ。
「高一で2期生として加入した山崎は、高三の6月から受験に備えて活動を休止。一般受験で慶應義塾大学に合格した才女です。歴史好きは小六の時にNHK大河ドラマ『篤姫』にハマっていたという筋金入り。昨年3月にはアイドル活動と並行しながら4年間で慶大を卒業した努力家でもあります。昨年10月にスタートした冠ラジオ番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TFM)は乃木坂メンバーとしても初の帯番組レギュラーで、落ち着いたトーク力もお墨付きです」(芸能ライター)
そんな山崎は昨年10月、出身地の東京都江戸川区にて、区長が座長を務める「えどがわ未来カンファレンス」(えどカン)の委員に選出。誰もが安心して自分らしく暮らせる共生社会の実現に向けて、これからの江戸川区を構想するという会議体だ。
「彼女は世代間を超えたコミュニケーションや多文化・多言語の共生についてアピール。公式サイトではアイドルにありがちなステージ衣装ではなく、シックなブラウンのジャケットを着用した姿で紹介されているのも印象的です。すでに二度の分科会に出席して発言、議論に参加しており、委員としての活動を行っています」(前出・芸能ライター)
各地で親善大使や観光大使を務めるアイドルは珍しくないが、自治体が主催する会議体の委員に選ばれるのはレアなケース。そんな山崎には、48グループや坂道グループとして初となる期待がかけられているという。
「48/46で初の政界進出に期待する声が高まっています。アイドル出身の政治家では東大出身の橋本侑樹氏(元仮面女子の桜雪)が2019年に渋谷区議に当選。それゆえ山崎にも地元・江戸川区議への出馬を期待する声があるようです。人口70万人弱の江戸川区では、2019年に行われた前回選挙の当選ラインが3400票。決して少なくない数字ですが、えどカン委員という実績も持つ山崎なら可能性は十分にあるとの見方もあるようです」(前出・芸能ライター)
2023年の次回選挙ではすでに25歳となっており、被選挙権を得ている山崎は政治に興味を持っているのか。やきもきするファンも出てきそうだ。
(浦山信一)