永野芽郁が徳井義実をブルーな気分に叩き落した冷徹なひと言!

 これもやはり演技力の表れだろうか。いま最も愛される女優と言われる永野芽郁が、冷たい言葉でお笑い芸人の心を折ったという。

 10月25日放送の「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話合体SP」(日本テレビ系)にて、永野は<お父さん世代の男性が激ハマリしちゃってる演技派若手女優>としてゲスト出演。番組では父親世代の男性100人に訊いた「永野芽郁の言ってほしいセリフ」ランキングをクイズ形式で紹介した。

 ここでレギュラー出演者のチュートリアル徳井義実は、「徳井さんの車に乗っているとなんか落ち着くなあ、なんでだろう? あ、わかった。お父さんの車に乗ってるみたいだからだ」という攻めに攻めた言葉をチョイス。当然ながらランク外となっていたが、そこから徳井と永野の二人でこのワードを演じるという展開に。

「ハンドルを握った体の徳井。その隣に『お邪魔しまーす』と永野が笑顔で乗り込んでくると、その様子に世の父親世代は鼻の下を伸ばしていたことでしょう。すると助手席に座った永野は怪訝な表情となり、顔をしかめながら『なんか…なんか徳井さんの車、お父さんのニオイする』と言い放ち、ほんの少しだけ顔をそむけたのです。その演技があまりにもリアルすぎたためか、徳井は言葉を返すこともなく超落ち込んだ表情に。その顔付きも演技ではなく、徳井の本心が表れたと思わせられる一瞬だったのです」(芸能ライター)

 ここで永野が見せた演技は、バラエティ番組の企画とは思えないリアルさが満載。決して大げさにはせず、どこを見たらいいのか分からないといった様子で、言いにくそうに「お父さんのニオイする」と伝えていた。しゃべり終えると口を閉じ、ニオイが口から入ってこないようにする演技はもはや、その場が徳井の車内に見えてくるほどだ。

スタジオで40~50代の芸人たちを手玉に取っていた永野芽郁。「しゃべくり007」公式ツイッター(@shabekuri007ntv)より。

「番組では、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で永野と共演したくりぃむしちゅー有田哲平が、永野を恋愛対象として見ているという話題も。10代から彼女を知っているという有田が『こっちはゼロですよ』と主張すると、目を見開いて『ええっ、ゼロじゃないですよねえ?』と反論していました。こんなやり取りもまた、父親世代を虜にする永野ならではのテクニックであり、どうやら有田もしてやられていたようです」(前出・芸能ライター)

 番組中では永野が主演ドラマ「ハコヅメ」(日本テレビ系)でよく見せていた、相手に「このこの~♪」と言わんばかりの表情も披露。その場面にあらためてハートを射抜かれていた視聴者も多かったに違いなさそうだ。