小室眞子さんの米国ビザ取得はいつ?経験者が語る手続きの実際

 10月26日に小室圭氏と結婚して皇室を離れた小室眞子さんが、国際運転免許証の取得を進めていると報じられている。10月28日には夫婦で東京都内の運転免許試験場を訪れており、おそらく運転免許証の書き換えを行ったご様子。結婚によりお名前に苗字が付くようになったことから、書き換えは必須の手続きとなる。

 一部メディアではこの際に国際運転免許証の取得手続きも行ったと報じられているが、手続きにはパスポートが必要なため、まだパスポートを取得していない現時点では申請自体が無理との見方もあるようだ。

 これまでは皇族として苗字のない運転免許証を持ち、海外に行く際には一般のパスポートではなく「外交旅券」が逐次発行されていた眞子さん。それが今ではすべて一般人と同じものを持つ必要に迫られるようになった。今後予定されるアメリカ行きに際しても、一般人と同様にアメリカ大使館で米国ビザを申請し、取得しなければならないのである。

「いまや一般人となった眞子さんは、米国ビザの申請に際しても通常の手続きと同じように必要書類を揃える必要があります。今回の米国行きではニューヨークの法律事務所に勤務する小室圭さんの配偶者というステータスでビザを申請すると見られ、『H-4』という種類になるはず。申請料金は1万8400円で、これは小室圭さんなど第三者のクレジットカードで支払うことも可能です。またインターネットバンキングで支払うこともできるので、眞子さんが銀行口座を開設したら、自分の口座から振り込むかもしれません」(週刊誌記者)

 そのビザ申請に際しては、眞子さんが公表した「複雑性PTSD」が障害になる可能性を報じるメディアもある。ともあれビザ発給の可否はアメリカ政府の判断次第だが、実際の申請手続きや面接はどんなものなのだろうか? アメリカビザの取得経験を持つライターはこう説明する。

「申請書類のDS-160はオンラインで作成、提出します。ちなみに顔写真はスマホで撮影したものも使えますが、認証できないケースも多いようです。そしてビザ申請に際しては必ず、アメリカ大使館・領事館での面接が必要となり、面接日時を予約しなければなりません。この予約に関してはアメリカ大使館側で『渡米の予定日の少なくとも3ヶ月前に申請を行うことをお勧めします』と案内しており、近い日時を予約しづらいことがビザ取得まで時間がかかる原因の一つとなっています」

 面接が行われる東京・赤坂のアメリカ大使館では建物の前に金属探知機が置かれ、厳重な警備のなか申請者本人のみが入館可能。内部は病院の待合室を巨大にした感じで、奥の壁には銀行窓口のようなブースが並んでいる。面接者の多くはこのブースにて、立ったまま面接を受けることになるという。

 面接とはいうものの、申請内容に問題のない場合はほとんど質疑応答もなく、その場で発給決定が伝えられるケースも。とくに留学の場合はそういった人が少なくないのに対し、業務用ビザでは実際の業務内容に関して質問されることも多く、そのビザに該当する人物かどうかをチェックしているようだ。

「面接ブースは待合室から丸見えなので、なかには領事から『ビザは発給できません!』と告げられている人が見えることも(※現在は状況が変わっている可能性もあります)。眞子さんも一般人となった今では面接で特別扱いされるかどうかは不明で、衆人環視のなかビザ面接に臨む可能性もあるでしょう。場所が場所なので騒ぎ立てたりスマホのカメラを向ける人はまずいないでしょうが、落ち着かない環境になるかもしれません」(前出・ビザ取得経験のあるライター)

アメリカビザの例。見た目はパスポートに似ており、ビザのタイプが印字されているのが特徴。空港のチェックイン時には機械でビザを読み取ることも可能だ。

 ビザ発給が決まると、パスポートをアメリカ大使館に預けることとなり、約10日ほどでビザを貼付したパスポートが郵送で返送される。ちなみにビザはパスポートとほぼ同じサイズのシールとなっており、任意のページにべたっと貼り付ける形。たまに微妙にずれてハミ出しているのはご愛敬か。ともあれ眞子さんが無事にアメリカビザを取得されることが祈念されるところだろう。