日向坂46の齊藤京子が、満身創痍の状態で全国ツアーに臨んでいたことを明かした。
齊藤は11月17日深夜放送の「キョコロヒー」(テレビ朝日系)にて、「ツアー中カッチカチに固まる」という悲劇に襲われていたことを告白。本人によるとツアー期間中に冠番組「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)にて野球企画があり、それが原因だったという。
「東京五輪を観たことをきっかけで野球にハマったという齊藤。11月7日深夜放送の『日向坂で会いましょう』では2チームに分かれてのホームラン競争を行い、齊藤は『めっちゃ本気で頑張って打ちまくって』『初めてくらいにボンボン打った』と明かしていました。さらに翌日以降もツアーがあり、最新曲『ってか』の振付がグループ史上最も激しいダンスだったこともあり、首から右ひじにかけて筋肉が炎症することに。あまりの痛みに動けなくなり、『息吸うだけで「痛っ!」みたいな痛み』があったのだそうです」(アイドル誌ライター)
そのツラさはもはや、痛すぎて歩けないほどだったという。しかしツアーは休めないため痛み止めを飲んだりテーピングを施すことで、なんとか2時間の公演を完走。そんな経験について「だから、自分天才だと思いました、あの時は」と自画自賛していた。
それほどにも大変な体調でツアーに臨んでいた齊藤。そんな彼女の説明には一カ所、注目すべき箇所があるというのだ。
「齊藤が激痛の原因に挙げたホームラン競争ですが、持ち時間は一人30秒にすぎず、齊藤は9回しか振っていませんでした。最後の1本では見事に柵越えを果たし『スゴくないですか!?』と目を丸くしていましたが、わずか9スイングで筋肉を傷めてしまったことには驚きですね」(アイドル誌ライター)
あらためてその場面を確認してみると、構えはなかなか様になっていたが、バットを握る両手が妙に離れているなど、いかにも野球初心者らしい不慣れな点も。力強いスイングも、よく見ると両ヒジが伸び切ったドアスイングになっていた。また勢いを付けたいのか下半身の重心が前方に移動しており、かなり窮屈な姿勢でのスイングになっていたようだ。
「野球のスイングは全身を使ったヒネリをフルパワーで素早く行うもの。齊藤は高いダンススキルのおかげでなまじ身体が動くため、フォロースルーもけっこう大きく取っていました。このように初めての動きを全身全霊で行った結果、わずか9スイングで筋肉に不調をきたしたのではないでしょうか」(スポーツライター)
痛すぎて歩けないほどの状態でツアーを完遂した齊藤。9回のスイングだけでそこまで筋肉を傷めてしまった点もまた、ある意味で天才的だったのかもしれない。