人気上昇中の女芸人・ヒコロヒーが、仕事に対して真摯に取り組んでいる姿を披露。共演者を感心させたという。
11月17日深夜放送の「キョコロヒー」(テレビ朝日系)では、ヒコロヒーと日向坂46・齊藤京子が佐藤栞里の生き方に憧れているとして「佐藤栞里になりたいクイズ」を実施。第一問では佐藤が番組収録で使うあるものを毎回、自宅に持ち帰っていると紹介し、それが何かを当てるクイズが出題された。
ここで齊藤は、佐藤はアシスタントMCをすることが多いと指摘し、「その日使った手カンペを持ち帰ってどうやったらもっと上手く言えたかを練習する」と回答。するとこれが見事正解で、齊藤自身もビックリだ。
「手カンペとは番組出演者が手にしている冊子のようなもの。番組のロゴなどを印刷した表紙を付け、中ページには番組の進行内容や大事なセリフなどが記載されています。あれを台本だと思っている視聴者も多いのですが、台本自体は別に存在しており、手カンペはひとつずつ番組スタッフが手作りしています」(業界関係者)
ちなみにヒコロヒーは佐藤と共演経験があり、本人から手カンペを持ち帰っていることを聞いたことがあるという。なお佐藤は、お金がかかっていそうな表紙は後日、スタッフに返却するという裏話も明かされていた。
そんなエピソードに齊藤は「さすがですし、憧れですね。人間として」と感心することしきり。ただ齊藤自身は手カンペを持ち帰ることはなく、「本当にゼロですね。終わったら台本すら読まないです」と明かしていた。
「ここで番組スタッフがヒコロヒーに、台本を持って帰るのかと質問。ヒコロヒーは全部持って帰るそうで、『反省どうこうとかじゃないですよ』と前置きしつつ、同じ番組に再び呼んでもらえた時に、前回はどんな下りがあったのかなどを確認しているそうです」(テレビ誌ライター)
その答えに齊藤が「すごい…」と感心すると、ヒコロヒーは「いやいや、仕事やから、普通に」とクールな顔。すると齊藤は「待って、佐藤栞里さんに負けないように頑張ってますか?」とブッこんでいたのだった。
「ヒコロヒーは『誰がここで佐藤栞里と張り合うねん!』と即答。『ワシも負けへんで~、ってやれへんがな』と、セルフツッコミで否定していました。とは言え台本を持ち帰って勉強するというルーティンが佐藤と似ていることは事実。もちろん佐藤と張り合っているわけではないにせよ、仕事への取り組み方には似た部分もあるのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
ここ1年ほどでヒコロヒーの活躍が目立つようになった陰には、佐藤栞里と同様の心構えがあったのかもしれない。