渡辺直美、運転免許の取得報告で浮上した「アメリカビザ」への疑問!

 米ニューヨークを拠点に活動中の渡辺直美が12月7日、現地の運転免許を取得したとインスタグラムで報告した。その運転免許証を巡って、一部から疑問の声があがっているという。

 渡辺は「テストめっちゃ緊張したけど、無事一発で合格しました」と喜びの声。運転免許証の画像も公開しており、ほぼすっぴんの無防備な表情が印象的だ。なんでも初日にペーパーテストを受けるだけだと思っていたら写真を撮られ、受付資料用だと思っていたらそれが免許証に掲載されてしまったのだという。

 その写真は後日撮り直しが可能だとしたうえで、「でも私はこのまま2024まで行きたいと思います」と宣言。運転免許証の写真にも芸人らしさを求める姿を示していた。

「渡辺の言う通り、免許証には有効期限として2024年3月31日という日付が記載されています。ただ発行日が11月20日なので、有効期間が2年4カ月と中途半端なのは気になるところ。実はこの有効期限が、アメリカの運転免許事情を知る現地在住者らを中心に話題となっているのです」(アメリカ在住歴を持つライター)

 ニューヨーク州の運転免許は通常、初回取得時の有効期間が5年間となっている。ただ渡辺の免許証には「R A1」との記載があり、これは彼女が「テンポラリー・ビジター」(短期滞在者)であることを示すもの。アメリカビザを取得している渡辺は短期滞在者に該当し、その場合は入国ビザの有効期限が運転免許の有効期限になるという。

渡辺が取得したニューヨーク州の運転免許証。これで酒の購入やクラブ入場での年齢証明がラクになるはずだ。渡辺直美公式インスタグラム(@watanabenaomi703)より。

 アメリカ駐在員や留学生でも同様に、初回取得時の有効期間が5年に満たないケースがほとんど。だが一部からは、この2024年3月31日という日付に対する疑問が浮上しているというのだ。

「渡辺は2019年4月に公式ブログにて、前年末にアーティストビザを取得したことを報告していました。同ビザの有効期間は3年ですから、2018年末から3年経った今の時期にビザを更新しているはず。ただ更新の場合だと有効期限は1年となり、毎年更新を続ける必要があります。そうなると今回の運転免許取得で2024年3月が有効期限になっていることとの整合性が取れず、そこに首をかしげる人が続出しているのです」(前出・ライター)

 米国ビザの運用は厳格で、渡辺のみ有効期間が延長されるようなことは考えづらい。そのため彼女のビザに関しては前回がアーティストビザで、今回は別のタイプのビザに変えたのではないかとの声もあがっているという。同じニューヨークを拠点にしている吉本芸人・綾部祐二の場合はアーティストビザではなく、吉本興業の現地子会社にて従業員扱いにしているとの噂もあるが、果たして渡辺の場合はどうなのだろうか?

「実はアーティストビザには2種類あります。一般的にそう呼ばれているのは『Oビザ』(卓越能力者ビザ)で、こちらは初回の有効期間が3年間。それとは別に『Pビザ』(スポーツ選手、芸能、芸術家ビザ)というのもあり、主にプロスポーツ選手やサーカス団員などに発給されるものです。こちらの有効期限は《滞在に必要な期限のみ》となっているのが特徴。そのため渡辺は、最初に所得していたのがPピザで、今年の渡米では念願のOビザを取得していたと考えれば、運転免許の有効期限にも納得がいくのです」(前出・ライター)

 真相はともあれ、渡辺が2024年3月まではアメリカで芸能生活を続けられることは確実なようだ。