深津絵里が時空を飛び越えた! 朝ドラの大胆な人物設定に驚いたのは視聴者だけではなかったようだ。
12月23日放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、この39回から“るい編”がスタート。18歳になったるい(深津絵里)が亡父の実家である岡山の雉真家を出て、大阪で就職面接を受ける姿が映し出された。
前日の38回ではラストシーンにて、亡父の弟である勇(村上虹郎)から「るい!」と呼びかけられて振り返る場面が話題に。深津がるいを演じることは当初からアナウンスされていたが、実際に深津の姿を見た視聴者からは、48歳の彼女が18歳の役を演じることへの驚きの声が続出していたのである。
「そして迎えた39回ではいよいよ、18歳のるいがヒロインとして躍動。昭和30年代の活気あふれる大阪に出てきたるいは、いかにも心がウキウキしている様子です。ミュージカルを模した演出では男性二人から両腕を抱えられて飛び跳ねるなど、とても48歳とは思えない躍動感にあふれていました。洋品店で買い求めたおニューのワンピースは淡い虹模様で、都会に出てきたるいの気持ちを反映しているかのようです」(テレビ誌ライター)
そんな深津の姿に視聴者からは<黒髪前髪ぱっつんが可愛い!><透明感あふれてお綺麗です>といった絶賛の声が続出。るいが勇とキャッチボールするシーンに<上手すぎ!>と驚く視聴者も少なくなかったようだ。
その一方でやはり、48歳が18歳を演じることの不自然さもぬぐえず、一部からは<やっぱ無理があるなあ><24歳の村上虹郎が叔父さんって…>といった声もあがっていた。しかも同様の声がなんと、身内からも漏れてきたというのである。
「カムカムの後に放送される情報番組の『あさイチ』では冒頭、いつものように“朝ドラ受け”のトークを展開。ここでMCの博多大吉が『るいちゃんはいくつなのかな?』と言い放ったのです。この言葉は、深津の演じるるいでは劇中の年齢設定が分からないと白状したのも同然。鈴木奈穂子アナは『10年くらい経って…』とフォローしていましたが、さすがに大吉もツッコミを入れずにはいられなかったのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
劇中ではあまり細かい設定が語られない「カムカムエヴリバディ」だが、公式サイトではるいが「18歳まで岡山で育つ」と説明されており、高校を出て大阪に出たことは明らか。ぜひ大吉には<るいちゃんは18歳>ということを認識いただきたいところだろう。