2021年の芸能ニュースを振り返るプレイバック企画。7月には750万円もの豪華ダイヤモンドピアスを身内と言える人物に盗まれたタレントがいたという。
盗難被害に遭ったのはモデルで実業家の神田うの。神田は7月、撮影の際に着用していたジュエリー類を机の上に置いていたところ、ピアスの片方が紛失。3カラットのダイヤモンドで作られた特注品で、その価格は片方だけで750万円にも上るものだったという。
神田は、スタッフ全員と家中を探し回ったが見つからず、赤坂署に紛失届を出すことに。すると現場の女性スタッフが警察による任意の事情聴取で犯行を自白。盗んだ翌日にそのピアスをリサイクルショップへ持ち込み、150万円で売却していたというのである。
3カラットものダイヤならもっと高値が付きそうなものだが、売却の際に鑑定書がなかったことからその値段になったようだ。件の女性スタッフは犯行を認めた後に買い戻しの手続きを進め、ピアスはその後無事に神田の元へ戻ったという。
そのスタッフは撮影の手伝いのみならず、企画立案や宣伝アドバイスも務めるなど、神田を懸命にサポートしていた。そんな近しい人物からの盗難被害に遭ってしまった神田だが、彼女にとってこの手の災難は初めてではなく、6年ぶり2度目の被害だったのである。
「2015年、神田は長年にわたって長女のベビーシッターを任せていた人物に高級バッグやジュエリーなど約70点を盗まれるという憂き目に遭っています。その被害総額はダイヤのピアスを大きく上回る3000万円で、裁判の結果、犯人には懲役2年4カ月、執行猶予4年の判決が言い渡されました。当該犯人への信頼は、ピアスを盗んだ女性スタッフ以上にあつく、犯人に懐いていた長女が大きなショックを受けたほか、神田の母親もストレス性の突発性難聴を患うなど、大変なトラウマを残していたのです」(芸能ライター)
そんな一件があったことから、神田はダイヤピアス盗難の件に関して、「この間も実は2年間一緒に仕事をしていた人にまた(貴重品を)盗られたの。またね…」と嘆いていたことが、10月19日発売の週刊誌「女性自身」で報じられていた。
当の神田本人はすぐに人を信じてしまうところがあり、2015年の事件の際には親友の美川憲一からも「チェックが甘いのよ」とたしなめられていたという。
「ダイヤピアスの一件では世間から《金銭感覚がおかしくて隙もあるんやろな》《高価なピアスを机の上に放置って、あまりにも危機感が無さすぎる》などと、被害者の神田に対する批判も続出。同情論よりも、危機管理能力の低さを指摘する声が上回っており、神田にとっては酷な反応となっていました」(前出・芸能ライター)
くれぐれも三度目はないことを祈りたいものだ。
(木村慎吾)