乃木坂46・山下美月が「マツケンサンバII」で魅せたヒロインとしての風格!

 乃木坂46の生田絵梨花にとってラストステージとなった昨年大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」。メンバーに囲まれながらピアノの弾き語りをする生田の姿には、多くのファンが感涙していたようだ。

 その乃木坂46が出演した紅白にて、別のコーナーで大きな話題を呼んだメンバーがいたという。アイドル誌ライターが言う。

「“カラフル”特別企画として出演した松平健による『マツケンサンバII』には、乃木坂46から山下美月、早川聖来、清宮レイが出演。実はこの3人、紅白の直前に放送された冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)の忘年会企画でも『マツケンサンバII』を披露していました。MCのバナナマンから『相当練習してきたんですか?』と聞かれると口を揃えて『はい!』と元気に返事しましたが、いま思えば紅白に向けた練習だったのかもしれません」

 ここで注目すべきは紅白ではなく、「乃木坂工事中」で披露した「マツケンサンバII」のほうだったという。

「山下が『乃木坂工事中』で見せた振り切ったパフォーマンスには目を見張るものがありました。坊主頭のカツラをかぶっていたことで、ルックスの美しさがさらに際立っていましたし、恥ずかしがることもなく完璧に踊り切る姿には、アイドルを超えた女優魂すら感じられましたね」(前出・アイドル誌ライター)

 その山下はヒロインを務めたドラマ『じゃない方の彼女』(テレビ東京系)が12月27日に最終回を迎えたばかり。同作にて不貞相手の女子大生という難しい役どころを見事に演じきったことで、山下は視聴者を“怜子沼”に引きずりこんでいた。

ヒロインの怜子役で視聴者を魅了した。©「じゃない方の彼女」製作委員会

「3期生の山下は“次世代エース”との呼び声も高く、同期での選抜回数はトップの与田祐希(10回)に続く8回を数えるほか、3期生で唯一となる単独センターの経験もあります。そしてドラマでは昨年4月期の『着飾る恋には理由があって』(TBS系)に続き、『じゃない方の彼女』ではヒロインを務めるなど、乃木坂46全体でもトップ級の活躍。いまやその風格をグループ内はもちろん、外仕事でも見せつけている形です」(前出・アイドル誌ライター)

 紅白を花道にした生田をはじめ初期メンバーが次々と卒業していき、次世代が活躍し始めている乃木坂46。その中で山下は“じゃない方”ではない、ヒロインとしての風格を見せつけているようだ。