その楽しげな様子には、観ているほうも心がウキウキしてきたのではないだろうか。
1月6日放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」46回では、深津絵里の演じるヒロインのるいが、おしゃれな洋服を買いに行くシーンが映し出された。
るいはジャズ喫茶「Night and Day」でプレーするトランペット吹きの“ジョー”こと大月錠一郎に誘われ、同店で開催されるサマーフェスティバルを観に行くことに。それを住み込みで働くクリーニング店の店主夫婦に話すと、子供のいない妻の和子(濱田マリ)は娘とのショッピングを楽しめると、るいを洋品店に誘い出したのであった。
「二人が訪れたのは、12月23日放送の39回でるいが虹模様のワンピースを購入した『モリー』というお店。最初は青地に水玉の襟付きワンピースに『ちょっと派手すぎる気がするんじゃけど』と気の進まなかったるいですが、店員が薦めてきたピンクのワンピースには彼女も『素敵ぃ』と気に入った様子。流行りのシャーベットカラーだそうで、そのワンピースを着てジャズ喫茶を訪れるとマスターが『見違えたなあ』と感心していたのです」(テレビ誌ライター)
これらの場面でシャーベットカラーのワンピースを身にまとった深津に、マスターのみならず視聴者からも「見違えたなあ」との声が漏れていたようだ。
「38回のラストシーンで大人になったるいが登場した時には、48歳の深津絵里が18歳のるいを演じるのはいくらなんでも無理があるとの声が続出していました。ところが若い女性らしい線の細さを未だに維持している深津は、回が進むごとに18歳の役がしっくりくるように。可愛らしさ満点のワンピースで着飾った今回は《全然違和感がない》《透明感すごすぎない?》《18歳の女性にしっかり見える》といった感想が続出していたのです」(前出・女性誌ライター)
ジャズ喫茶では、るいを恋敵として敵視しているベリー(市川実日子)が、口あんぐりでワンピース姿のるいを見つめることに。おそらく視聴者の多くもベリーと同様に、るい=深津の可愛らしさに口あんぐりだったことだろう。