ヒコロヒー、菅田将暉主演の月9「ミステリと言う勿れ」で新たな一面を開花の予感!

 月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)の第1話~3話に、お笑い芸人のヒコロヒーがゲスト出演している。1月10日放送の第1話では終盤にさっそくバスの乗客として登場していたが、そんな彼女に期待の声もあがっているようだ。

 本ドラマは原作の同名マンガを菅田将暉の主演で映像化。第1話では菅田が演じる主人公の久能整(くのう・ととのう)に殺人犯の疑いが掛けられるなど、ストーリーは原作マンガをほぼトレースした形になっている。

 ヒコロヒーが演じるのは、久能と共にバスジャック事件に巻き込まれる事務員の露木リラ。役名や事務員という設定は原作通りで、第一話で発していた「なんかおかしくない? ここどこ? いつもと道が違う」というセリフも一字一句が原作そのままだ。一方で原作とは微妙に異なる点も見受けられるという。

露木リラ役で「ミステリと言う勿れ」にゲスト出演しているヒコロヒー。©フジテレビ

「原作での露木リラはチャキチャキっとしたお調子者といった感じのキャラ。その点で陰のあるヒコロヒーとは少し違う雰囲気となっています。ただ彼女の起用が単なる話題作りだとしたら、1~3話という多めの出番を任せるのはさすがに無理のあるところ。そうなると露木のキャラをヒコロヒーに寄せてくるのか、もしくはヒコロヒーがこれまで見せていなかった新たな一面を開花する可能性にも期待できそうです」(前出・テレビ誌ライター)

 本作では警察官役の尾上松也や伊藤沙莉が、原作のキャラにかなり寄せた演技を見せている。とは言え演技の経験が豊富な二人に比べると、ヒコロヒーに原作キャラに合わせた演技ができるのかはなんとも疑問が残るところだが…。

「役者のような演技は未経験だとしても、コントでの独り芝居は経験豊富なヒコロヒー。しかも本作の演技に関しては『監督やスタッフさん方の仰せの通りにやらせていただくことに集中しました』とコメントしており、台本や演出に忠実な演技を心がけていたようです。そんなヒコロヒーのキャラが第三者の演技指導でどのように花開くのか。この『ミステリと言う勿れ』では、彼女の演技そのものも見どころの一つになりそうですね」(前出・テレビ誌ライター)

 ドラマのコメントでは「全員に物語がある点が見どころ」と語っていたヒコロヒー。果たして1月17日放送の第二話ではどんな物語を見せてくれるのか、彼女の新たな一面に期待も高まるところだ。

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