いったい何のご褒美だよ! そのシーンに胸をときめかせた男子が続出していたようだ。
7月20日放送のドラマ「テッパチ!」(フジテレビ系)第3話では、主人公の国生宙(町田啓太)ら自衛隊候補生たちが初の射撃訓練に挑む場面が描かれた。
実弾は使わない訓練ながら、本物の89式自動小銃を手にする緊張感は格別。普段は威勢の良い宙すらも手が震えてしまい、弾倉を装填することができなかった。そんな宙に、訓練を見守る教官は「ご褒美」とさえ言える対応を見せたという。
「弾倉を装填できない宙に桜庭冬美教官(白石麻衣)は冷静な声で『弾倉を渡しなさい』と指示。しかし焦りからか宙にはその声すら届いていないようです。すると冬美は宙の手から弾倉を奪い取ることに。すわ強制中止かと思われたその瞬間、冬美は両手で宙の震える右手を優しく包み込んだのでした」(アイドル誌ライター)
宙の目を見ながら冬美は「落ちついて。深く息を吸って、吐いて」と、小さな子供に言い聞かせるような口調で指示。このシーンには宙の心拍音がせわしなく鳴り響いていたが、冬美の指示に従って深呼吸すると、そのペースが徐々に低下。ふーっと息を吐いた宙が目を閉じると、平常の心拍数に落ち着いたのだった。
すると冬美は「やってみて」と弾倉を渡し、すっかり落ち着いた宙はいとも簡単に装填。「できるじゃない」と笑顔を見せた冬美は、小学生男児を見守る女性教師のような慈母の愛に満ちていたのである。
「この場面に冬美を演じる白石のファンからは《羨ましすぎる!》《握手長すぎだろ》といった声が続出していました。冬美が宙の手を握っていた時間は30秒近くにも及んでおり、乃木坂46の握手会だったら握手券10枚ぶんにも匹敵する長さ。前後の見つめ合う時間も考慮したら、握手券20枚分の価値はあったでしょう」(前出・アイドル誌ライター
そんな羨ましい場面を見せつけられた白石ファンの間からは、<これじゃ逆効果だろ!>との指摘もあがっていたという。
「冬美にお手てギュッされた宙は落ち着きを取り戻していましたが、彼はそもそも歳が近い冬美のことが相当気になっていたはず。そんな彼女に手を握られたら落ち着くどころか、ますます心拍数が上がっても不思議はありません。よくこの状況で落ち着いていられるなと、視聴者も不思議がっていたのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター
果たして白石のお手てギュッで鼓動が速くならない自信のある男子はどれくらいいるものだろうか?