その爆買いは服やバッグだけではなく、ホテル選びにまで及んでいたようだ。
女優の仲里依紗が9月24日、「大事件発生!!️ニューヨークで泊まる宿が無くなりました」と題した動画を自身のYouTubeチャンネルに投稿。旅行先のアメリカ・ニューヨークにて予約していた宿がとんでもない地域にあることが分かり、急きょホテルを取り直したてん末を紹介していた。
その動画には一瞬だけ、新たに予約したホテルのエントランスが映っていたが、そのホテルに旅行好きが「ここに泊まったの!?」と驚いていたという。
仲は仕事と観光を兼ねてアメリカを旅行。宿泊はホテルではなく、バケーションレンタルサイトのAirbnbで豪勢な一軒家を予約しており、ロサンゼルスではハリウッドにほど近い屋上付きの物件をエンジョイしていた。
その後フロリダを回り、最後はニューヨークに到着。さっそく現地コーディネーターの案内によりAirbnbで予約した物件に向かったのだが、そこは仲いわく「隣が工場みたいな。ガガガガッ!みたいな」という物騒なところで、「日本人が歩いていたら目立ちまくり」という場所。さらには「ドアも突き破れそうだしね」という危険極まりないスポットだったのである。
「仲一行が泊まろうとしていたのは、マンハッタン島からイーストリバーを渡った先のブルックリン。近年は再開発が進み、歩いて観光できるエリアもありますが、全体的にはあまり治安がよろしくない地域です。しかも仲が予約した宿の場所はとくに雰囲気が悪かったようで、ケンタッキーなどのファストフード店でさえ注文するブースが銀行窓口のような頑丈な囲いで覆われていたのだとか。結局そこに泊まることはなく、慌ててホテルを探していました」(アメリカ在住歴のあるライター)
もしそのまま泊っていたら、高価なスーツケースをいくつも持ち歩いている日本人女子の一行など格好のカモだったに違いない。それゆえキャンセル代を惜しまずにすぐにあきらめた判断は正解だったと言えるだろう。
その後、市内でお買い物を楽しんだ仲は、大量のスーツケースと共にホテルにチェックイン。ホテルのエントランスでは「ちゃんとしたホテルに着きました~」と、安堵の表情を見せていた。
そのホテル、エントランスはこじんまりとしており、カートにスーツケースを載せて運び込むなど車寄せもない様子。慌てて探したことからビジネスホテルみたいなところかと思った人もいたことだろう。ところがこの場所、実はかなりの高級ホテルだというのだ。
「仲たちが泊まったのは日系ホテルの『ザ・キタノホテル ニューヨーク』。テニスの錦織圭選手や大坂なおみ選手も定宿にしており、日本人の富裕層に好まれている高級宿です。お値段のほうもそれなりに高く、仲のように当日予約の場合は1泊10万円近くしますね。もっとも彼女は今回の旅行で往復にビジネスクラスを利用し、現地でも高級ブランドの店員が目を丸くするほどの爆買いぶりを見せていましたから、安全で快適な宿を確保するためなら金額は問題ではなかったのかもしれません」(前出・ライター)
普通なら「あのキタノに泊まった!」と喜び勇んで報告しそうなところだが、そこはさすがの爆買い姫。動画のネタにするよりも、ふかふかのベッドで安眠できることのほうが大事だったようだ。