4月11日に授賞式が開催された「ミスiD2021」において史上初の香港人グランプリに輝いた、乙女シンドリームの「まほ」。その活躍は地元の香港でも大きく報道されているようだ。
翌12日には地元紙「蘋果新聞」(アップルデイリー)の公式サイトにて、まほの快挙を報道。記事のタイトルは「港女組合乙女新夢成員Maho參選日本《Miss iD 2021》奪冠」というもので、「香港の女性グループ 乙女シンドリームのメンバーMaho」がグランプリに輝いたことを伝えている。
まほは授賞式にて「香港人として、グランプリをもらうことが思わなかったです。私のことを見てくれてありがとうございました」とスピーチしていた。この言葉も現地では「作為香港人,沒有想過會獲得冠軍,感謝你們看我」と訳され、報じられている。
「まほはこの記事について『お父さんには決して見せないで』とツイート。決してグランプリ獲得の快挙を父親に伝えたくないのではなく、アップルデイリーの記事で一番上に水着姿の画像が掲載されていることが恥ずかしいからかもしれません」(芸能ライター)
その記事では可愛らしい私服を身に着けたまほの写真に「Maho鼓勵日本人一起克服難關」(困難を共に乗り越えようと呼びかけるまほ)とのキャプションが。これも彼女が授賞式でスピーチした言葉を紹介したものだ。
「まほはコロナ禍でライブができない現状について触れ、『香港からみんなのことを希望を持つように祈っています』とエール。『日本の人も一緒に乗り越えていきましょう。こちらも頑張ります』と語っていました。国境を越えて心を通じ合わせた彼女だからこそ、今回のグランプリ受賞に至ったのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
コロナ禍前には年に5~6回は来日していたというまほ。次はミスiD2021のグランプリとして、日本を訪れる日が待ち遠しいことだろう。