その発言には方々から共感の声があがっていたようだ。
12月6日放送の「ありえへん∞世界」(テレビ東京系)では、神奈川県vs埼玉県を特集。両県の出身者が東京に続くナンバーツーをアピールするなか、静岡県裾野市出身の池谷実悠アナが大学時代のエピソードを披露し、その内容に同じく地方出身の女子が首をぶんぶんと縦に振っていたという。
人口5万人の裾野市に育ち、高校は南に隣接する三島市に通学していた池谷アナ。当時について「ファッションなんかもしまむら一本で、(他は)神奈川行かないと買えないとか」と語っていた。
番組で東京へのコンプレックスがテーマになると、池谷アナは「大学の時、東京行くのに田舎者だと思われたくないと思って、すごい金髪にして」と告白。画面には金髪のロングヘアにしたギャル風のプリクラ画像が映し出され、大学当時と現在ではかなり風貌が変わっている様子だ。
金髪にして「絶対(田舎者だと)見破られないぞと思って」と意気込んでいた池谷アナだが、いざ大学に行ってみたら「誰もいなくて、金髪」とのこと。どうやら大学生なら金髪という発想自体がズレていたようで、「たぶん流行が2段階くらい遅れて来てるので」と言い訳していたのである。
そんな池谷アナを、横浜で生まれ育った野田クリスタルは「それが一番田舎者ですからね」と評していたが、それはやはり都会っ子の視点だろうか。池谷アナと同様に地方から東京に上京してきた女子からは、わかりみが深いとの声が続出していたようだ。
「東京の大学に行ったらオシャレしなきゃ!という思い込みは強かったですね。入学前に渋谷の109でオシャレな服を買い込み、通学初日に着ていったら、そんな格好をしている人は誰もいなくて、恥ずかしい想いをしたものです」(地方出身の女性誌ライター)
1996年生まれの池谷アナは2015年に東京女子大学に入学。当時はもう女子大でも派手なファッションよりカジュアル清楚な服装がメインになっており、それこそ金髪で通学しようものなら周りから浮きまくっていたのは確実だろう。
その一方で、近所にしまむらさえないような地方から上京した女子の場合、逆の意味でショックを受けるケースもあるようだ。前出の女性誌ライターが、大学での同級生から聞いたというエピソードをこう明かす。
「その子は親がお医者さんで、地元ではお嬢様だったそうです。でもファッションには無頓着で、大学の通学初日にはトレーナーに無地のジャンパー、そしてジーンズという高校の時と同じような服だったとか。すると大学の最寄り駅から学校に向かう通学路で、自分だけ周りと全然違う服装でいることに気付き、恥ずかしさのあまりその場にしゃがみこんでしまったと告白していました」
ちなみに池谷アナは11月26日、外出の際に左右まったく違う靴を履いてきてしまったことをツイッターで告白。12万超のいいねを集めていた。いまや評判の美人アナへと進化した彼女でさえ、今でも身につける物で失敗することがあるようだ。