中森明菜が12月26日、公式サイトにて新たな公式ファンクラブ「ALDEA」(スペイン語で村の意味)をオープンした。その告知を記したツイートに3万件を超えるいいねが集まるなか、一部のファンからはファンクラブの運営に関する疑問が寄せられているという。
中森はかつて公式ファンクラブの「FAITHWAY」を運営。こちらでは年3回、紙版の会報を発行していた。それが「ALDEA」ではウェブ版の会報に変わりつつ、回数は年4回に増加。サービスの拡充が図られているようだ。
一方で年会費はFAITHWAYが6000円だったの対し、7000円に値上げ。ただかつては郵便局での振込のみ対応だったのが、ALDEAではクレジットカード決済へと変わっており、利用者としては利便性が増したのかもしれない。
「年会費7000円(税込)は芸能人のファンクラブとしては少々お高め。ジャニーズでは4000円ですし、ほかも年間5000円前後が一般的です。ただ今回のファンクラブリニューアルに際して、旧FAITHWAYの会員には1年分の年会費に相当する7000円分のクーポンが発行され、実質無料に。その点はかなり良心的な運営だと言えるでしょう」(芸能ライター)
クレジットカード決済限定になったことで18歳未満のファンは入会できなくなったが、もとより中高生のファンはほとんどいないはずであり、影響はなさそうだ。
だが今回の新ファンクラブ立ち上げに際し、他の芸能人ファンクラブにはなかなか見ることのない条件が追加。それを理由に入会をためらうファンもネット上には散見されるという。それは一体どんな条件なのか。
「このALDEAではファンクラブ会員の有効期間が『入会した日から2023年12月末まで』と明記。つまりいつ入会しても、来年末に期限が到来する形です。ファンクラブでは入会月から12カ月間という形が一般的で、会員ごとに更新時期は異なってくるもの。ところがALDEAの場合、入会時期が遅くなればなるほど年会費が割高になる仕組みとなっており、いますぐ入会しないと損になってしまうのです」(前出・芸能ライター)
しかしウェブ会報の中身も分からない現状では、すぐの入会をためらうファンがいるのも無理はない。しかもウェブ会報や「ファンクラブ限定の情報発信」といった特典に関しては、「中森明菜の体調次第で、特典内容が変更になる可能性があります」という注意書きも付されている状況だ。
果たしてALDEAではどれくらいの新規入会が見込めるのか。ともあれ中森には体調を完全回復してもらい、入会したファンが「早めに入って良かった!」と思えるようになってもらいたいところだろう。