4月17日に第1話が放送されたドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系)で、ヒロイン役の有村架純が渾身の演技を見せたという。
第1話では菅田将暉・神木隆之介・仲野太賀によるお笑いトリオ「マクベス」の結成から現在までが描かれ、有村が彼らのファンになっていった経緯を描写。10年目にして鳴かず飛ばずのマクベスは解散を決め、終盤ではワンマンライブ後に偶然出くわした有村に菅田が、解散に至るまでの経緯を説明していた。
「ファミレス店員の有村は週一で来店するマクベスに興味を持つようになったことを明かし、『3人で過ごしているあの時間は後悔するような時間には見えませんでした。むしろこっちが嫉妬するくらい輝いて見えました』と告白。1年半前に会社を辞めてからは廃人のように生きていたと明かしつつ、『マクベスのお三方と出会い、存在を知り、いつしかマクベスは私の人生の支えになりました』との熱い思いを菅田に伝えました。この場面は相当な長ゼリフとなっており、有村の演技力に驚く視聴者が多かったようです」(テレビ誌ライター)
そして有村は「まだぽっと出の新米ファンなんですが、残り2カ月も全力で応援していきますので。どうぞよろしくお願いします」と菅田に挨拶。その熱い思いを受け止めた菅田は思わず後ろを向いて男泣きだ。その背中に有村は「大丈夫ですか」と、慈悲の心に満ちた女神のように声をかけていた。
「そのシーンに劇中の菅田のみならず、視聴者もグッとくることに。思わず落涙する視聴者が続出し、ネット上には《ダメ、泣けた。まさかの泣けた》《演技に引き込まれた》といった声があふれていたのです。ほかにも解散を決めたマクベスが神木の発案で福岡まで車を飛ばし、とんこつラーメンを食べながらお互いに泣き崩れるシーンでも《泣くつもりなかったのに泣けてきた》といった声が続々とあがり、すっかり泣かせのドラマとなっていました」(テレビ誌ライター)
放送前には実力派の菅田らに対して演技面で不安視されることもあった有村。そんな心配の声を渾身の感動シーンで払拭した彼女の活躍に、今後ますます期待が高まっていくことだろう。