リチが「ダウンタウンDX」で証明してみせた、タレントとして成功できる美貌とトーク力!

 その美貌に魅せられた視聴者も、今回の活躍には驚いていたのではないだろうか。

 クロちゃんの恋人として世間をにぎわせているリチが、2月16日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演。その落ち着きぶりが視聴者に強い印象を残していたようだ。

 芸能界の仲良しペアをテーマにした「相思相愛ぞっこんペア大集合SP」と題した今回、リチはクロちゃんとのペアで登場。MCのダウンタウン浜田雅功から「クロちゃんのことがホンマに好きか?」と訊かれると、以前から「水曜日のダウンタウン」(TBS系)のクロちゃん企画を見ており、「キモさが面白くて」と明かしていた。

 トークの途中では、ダウンタウン松本人志が「クロちゃんの家にはドライヤーあんねやろ?」と質問。これは共演の鬼越トマホーク・坂井良多がしどろもどろになったトークネタを松本がこすったものだったが、クロちゃんはそれに気づかず「ドライヤーですか?」と聞き返す始末だ。するとリチが「クロちゃん! すいません」と即座にヘルプを出し、浜田から「リチに助けてもうてる」とツッコまれる場面もあった。

「なにより驚いたのはリチが、ダウンタウンとのトークをしっかりと成立させていたこと。GACKTなどの大物も共演するなか、芸能人としては素人同然のリチなら緊張で言葉すらまともに出なくても不思議はないところです。ところが彼女はダウンタウンと普通にやり取りするばかりか、クロちゃんに助け舟さえ出すなど、トークの行方をちゃんと把握できていました」(テレビ誌ライター)

 リチは「水ダウ」の恋愛企画「モンスターラブ」で一気に注目を浴び、視聴者にとってもすでにおなじみの顔だ。だが出番のほとんどはVTR出演であり、スタジオゲストを務めるのはモンスターラブの最終回に次いでまだ二度目のはず。今回のようなトークバラエティに出るのは初めてなのである。

クロちゃんと楽屋が別々だったのは交際がフェイクだからではなく、所属事務所が異なるからだろう。※トップ画像ともにリチ公式ツイッター(@RiCHi_TONAi)より。

 学生時代にはミスコンテストで受賞を果たし、多少はメディアで活動した経験はあるものの、人前でトークした経験はほぼ皆無。アイドルグループ「都内某所」としても、当選者限定のライブが1回と「CDTV」(TBS系)の生出演が1回あるのみだ。特典会では何度かファンと交流していたが、全国放送のテレビ出演に関しては実のところ、まだまだ素人同然の段階だと言えるだろう。

 それが今回の「ダウンタウンDX」では、クロちゃんを好きになった経緯や、最近のラブラブ生活についてしっかりと説明。ダウンタウンに対して敬語になりきっていなかったり、目線が少し泳ぐなど不慣れな点はありつつも、人気バラエティ番組のゲスト出演者として十分なトークを繰り広げていたのである。

「そもそもリチがこれほど話題を呼んでいるのは、観る者を納得させる美貌の持ち主という点も大きいでしょう。クロちゃんの恋人が美人であるからこそ意外性も大きく、男性視聴者は悔しさすら感じるのです。『都内某所』の特典会でリチ本人に会いましたが、手足も驚くほど細く、体型面でも芸能人そのもの。これほどの即戦力が世に埋もれていたのかと感心したものですが、トークバラエティにすら対応できるのですから、そのポテンシャルには驚かざるを得ません」(芸能ライター)

 放送後には「メイクも衣装もちょーー可愛かった」とツイートし、番組衣装を公開していたリチ。これほどの美人ならヘアメイクやスタイリストも力が入っていたに違いない。2月11日に開催されたファッションショーの「TGC WAKAYAMA 2023」ではクロちゃんと一緒にランウェイを歩いていたが、モデルとしての姿にも違和感を抱く人はほとんどいなかったのではないだろうか。

 一部からは「売名」との悪評も聞かれるリチだが、その美貌に加えてトークもこなせることを証明した今回、彼女は自身のタレント力をきっちりと示すことができた。クロちゃんは恋人に求める条件として「年収500万円以上」をあげていたが、芸能人としてのリチなら、そのハードルも易々とクリアできそうだ。