広瀬すずが「ネメシス」で櫻井翔に圧勝していた技術とは?

 櫻井翔の主演ドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)にて、見習い探偵の美神アンナを演じる広瀬すずが意外な才能を見せたと話題になっているようだ。

 4月18日放送の第2話では、児童養護施設で育った兄妹を軸にストーリーを展開。行方不明となった兄はラッパーを目指しており、よく出入りしていたというクラブに櫻井と広瀬が向かうこととなった。

「二人に対してラッパーたちは、輪になってラップで掛け合いする『サイファー』を披露。すると広瀬は輪の中に自ら入っていき、『イェイイェイイェイ! 初めてやっちゃってるこれサイファー? アイムアンナ、覚えてくださいな♪』と、華麗に韻を踏みながら初ラップを披露。『ラップで繋がるみんな仲良し〜!』と締めると、ラッパーたちも嬌声をあげながら広瀬の技術を認めていました」(テレビ誌ライター)

広瀬すずの劇中衣装もラップ向きだった?ドラマ「ネメシス」公式インスタグラム(@nemesis_ntv_)より。

 この“すずラップ”に視聴者も<上手すぎじゃない?><なんでもできるんかい!>と度肝を抜かれつつ、<すずラップ激カワ!>と魅了されていた。たしかにリズム感もよく、表情の豊かさはさすが女優といったところか。その評価はドラマの終盤でさらに高まったというのである。

「事件が解決した後のシーンでは、児童養護施設にて兄の樹(いつき)がラップを披露。それに続けて櫻井もお得意の“サクラップ”をさく裂し、『オレ探偵キツイ危険帰れないの3K、何年たっても失敗からの反省、でもやめない続けていくのなぜ、諦められないものがあるからだぜ』と、きっちりと韻を踏んでみせました。ただリズム感は広瀬ほどには感じられず、しかしオフビートというには中途半端な抑揚もあったため、視聴者には《恥ずかしいからやめなよって思った》と不評だったのです。そんなサクラップとの対比からか、序盤で見せたすずラップの上手さがさらに際立つ形となっていましたね」(前出・テレビ誌ライター)

 櫻井のファンからは<サクラップに感動!>といった声もあがっていたが、一回り以上も年下の広瀬が持つ若い感性にはさすがの櫻井も及ばなかったのかもしれない。