卓球史上で日本初の五輪金メダルに沸いた7月26日の混合ダブルス決勝戦。水谷隼・伊藤美誠ペアに惜しみない称賛の声が送られる一方で、海の向こうでは解説を担当した福原愛への応援も相次いでいるという。
3月3日に週刊誌で不貞が報じられて以来、146日ぶりに表舞台に立つことになった福原。7月に元台湾代表・江宏傑との離婚が成立したことで復帰が可能になったとの観測も多いなか、日本では今回のテレビ出演を巡って賛否両論が入り交じっているようだ。
「ネット上では《福原の起用は間違っている》という否定派と、《ちゃんと解説してくれればいい》という肯定派が真っ向から対立。否定派からは水谷・伊藤ペアこそが主役であり、福原に注目するのはおかしいとの指摘も出ています。ただフジテレビでの生中継では水谷が『愛ちゃん、やりました!』、伊藤が『やりました!』と笑顔で金メダルを見せており、現場の選手は受け入れているとの声もあるようです」(スポーツライター)
全体的には否定的な声のほうが上回っているように見える福原への反応。ところが「愛醤」(愛ちゃん)のファンが多い中国では、ずいぶんと状況が異なっているというのである。
「大手ポータルサイト『新浪網』では7月27日付の記事で、『福原愛、離婚後に顔が若返って艶っぽくなった!』との見出しで解説者復帰を報道。記事本文では『離婚した女性が一番美しい。愛ちゃんは笑顔を取り戻した』とまで書いています。中国のネットユーザーからは《可愛い》《透明感がある》といった応援に加えて《何があっても福原愛がいればいい》との声まであがっていると紹介。日本では不貞報道を発端に支持者が減ったとしたうえで、『中国のファンにとって、福原愛は実の娘』と言い切っているのが印象的です」(前出・スポーツライター)
中国最大のSNS「微博」(ウェイボー)では、自身のアカウントで東京五輪開会式の感想などを投稿していた福原。日本代表と中国代表の話題を同じ分量で扱う姿に、中国のファンは「実の娘」という感慨を抱いているようだ。