4月に米ニューヨークに移住していた渡辺直美が、現地の恐るべき朝食事情を明かした。
8月4日放送の「世界くらべてみたら」(TBS系)にVTR出演した渡辺は、アメリカの独立記念日である7月4日に行われた花火大会の様子をリポート。番組では1日50万円を掛けてクルーズ船をチャーターするという大盤振る舞いだ。
船上でクルーと一緒にダンスを踊るなどご機嫌の渡辺は、おもむろに「ニューヨークはもう大変。ホント住んでみて分かったんですけど、食べ物が高い。ビックリしました」と切り出し、朝食に二人で7000円(70ドル)も払ったと告白。その内容は目玉焼きが2つにアボガドを載せたパン、それにツナサラダといったシンプルなものだという。
にわかには信じられない値段に「500円? 800円!?」などと予想していたスタジオのザキヤマらも「えーっ!」と絶叫。渡辺は「本当に成功者、ビジネスで成功している人しか住めない」と語っていたが、果たして実際のニューヨーク現地事情はどんな状況なのだろうか?
「日本では二人で7000円の朝食など高級ホテルのレストランくらいでしかお目にかかりませんが、アメリカだとザラにありますね。ニューヨークに4店舗を展開し、日本も進出している『サラベス』は“朝食の女王”との異名を取る人気店で、ここの『アボガドトースト』は19ドル。玉子2個を追加すれば25ドルになります。これに8.875%の州税(消費税)が加算され、さらに15~20%のチップを払えば一人当たり33ドル程度ですから、二人で70ドルというのもあながち間違いではありません。これくらいの値段を取るレストランは、マンハッタンにはいくらでもあります」(在米経験を持つライター)
そうなるとニューヨークはやはり、渡辺が言うようにビジネスの成功者しか住めない街なのだろうか?
「結局は何を食べるか次第ですね。そこら中にあるデリではいろんな料理を詰め放題で量り売りしており、おなか一杯食べて10ドル程度。ニューヨーカーに人気のベーグルは一個3~5ドルで、これひとつとドリンクで十分な朝食になります。逆に渡辺の行ったようなちゃんと座ってスタッフからサーブされる本格的なレストランだと、それなりのお値段になるというわけです」(前出・ライター)
どうやら渡辺はニューヨークにて、朝から「成功者」としての生活を送っているようだ。