日向坂46の齊藤京子が10月2日放送の「キョコロヒー」(テレビ朝日系)にてお笑いタレント・有吉弘行との共演を振り返り、爪痕を残せなかったことを反省していたようだ。
スタッフから最近のテレビ番組での後悔について訊かれた齊藤は、2020年10月3日放送の「有吉反省会」(日本テレビ系)にゲスト出演したことを回想。初出演に歓喜したものの、自身の仕事ぶりには不満があったという。
多くの冠番組を抱える有吉弘行の番組だけに、齊藤は「ここで有吉さんにハマるってなれば、『また有吉さんのたくさんある番組にも呼んでいただけたりするのかなぁ』みたいな、ニヤニヤぐらいのレベルだった」との青写真を描いていたと説明。だが結果的には「全然ハマらなくて。もう本当に多分、私のことなんて覚えてないぐらい、結構なんにも面白いこと言えなくて」との後悔を口にしていた。
続けて「私って声に結構特徴あるじゃないですか」とお馴染みのハスキーボイスについて触れ、「だからもっと『有吉さ~ん』とか低い声を出していったり。高い位置のツインテールとかして、そういう声とか出したらもっと印象に残ったのかなって」と言及。人気MCを相手に不完全燃焼に終わってしまったことを嘆いていたのである。
「有吉からは『トーン低いから』とハスキーボイスをイジってもらえていたものの、齊藤本人はもっとそこを押し出すべきだったと反省していたようです。ただ視聴者からはそういった貪欲な姿勢がマイナスに働きかねないとの懸念も。《変に爪痕残そうとか余計なこと考えずにアイドルらしく振る舞ってればいい》といった声に加え、《有吉は変にアピールするタイプはスルーする》との指摘もありました。無理やり爪痕を残そうとすることで、悪目立ちすることが心配されていたようです」(芸能ライター)
低音ボイスを武器に有吉にハマろうとしていた点については<自意識過剰すぎる>という厳しいツッコミも。その一方で、彼女らしい武器を活かしたほうが良いとのアドバイスもあったようだ。
「斎藤はラーメン好きを公言しており、様々な店を食べ歩いては番組で『独断と偏見で作成した不動のラーメンランキングBEST10』を発表したこともあるほど。その際には有名店のラーメン二郎や、日高屋のようなチェーン店、そして小洞天の担々麺などバリエーションに富んだチョイスをマニアックな論評付きで紹介していました。有吉のような男性MCにハマるには、そうした個性を極めていくことも有効打の一つとなりそうです」(前出・芸能ライター)
自分の個性をあらためて振り返ってみると、打開策が見つかるのかもしれない。
(木村慎吾)