プロ意識が高すぎるがゆえに、ファンも気が気ではないのでは?
乃木坂46の山下美月が11月28日に放送されたバラエティ番組「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)に出演。かつて芸能界引退を考えたことがあるという過去を明かした。
山下は2019年4月期に放送されたドラマ「電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-」(テレビ東京系)にて、神尾マイ役で主演。この時はグループ活動との両立が困難だったことから、同年5月にリリースされた乃木坂46の23rdシングル「Sing Out!」に関する活動への参加を見送っていた。
番組では当時について振り返り、「お仕事を詰め込みすぎて、身体を壊してしまった時があり、少し活動をお休みしようという話になった」と回顧。当時の心境について「みんなが頑張っているのに一人だけお休みするという選択が、自分自身で許せなかった」と語り、休業という選択肢にも抵抗があったと明かしていたのである。
「その気持ちが高じて山下は『グループを休むくらいなら引退します』と宣言していたことを告白。乃木坂46を卒業するだけでなく、芸能界から引退まで考えていたと説明していました。周囲の説得もあって芸能界引退は踏みとどまり、約2カ月間の休業を経てグループ活動に復帰していましたが、今回の発言を受けてファンの間からは、山下がふとしたタイミングでグループを卒業してしまうのではという心配の声もあがっています」(アイドル誌ライター)
そんな山下は今回の番組でも「休みはいらない」と語ったり、プライベートより仕事を優先させていることを明かしていた。中途半端を嫌う性格ゆえに、体調を崩すなど長期休業を余儀なくされる場合には、エースという責任感もあってグループ卒業を決意してしまうのではとファンも心配しているようだ。
番組終盤ではキャプテンの秋元真夏がVTR出演し、休業明けの山下がさらにストイックさを増していたと証言。秋元は「一回仕事のことを忘れたほうがいいと思うんですよ」と語り、「全部を忘れて休みを取って森とかに行って欲しいです」とアドバイスしていた。その場面にファンからも<美月、無理しないで…><キャプテンがそういってるんだから、間違いないよね>といった声があがっていたのである。
「山下は暇な時間があれば5分おきにエゴサーチしていることも明かしていました。しかしエゴサーチでアンチの声も耳に入りやすいことから、ネガティブな気持ちになってしまわないかを心配する声も見受けられましたね」(前出・アイドル誌ライター)
その山下は、グループ創世期を支えた生駒里奈や白石麻衣、西野七瀬といった人気メンバーたちが卒業した後、新エースとしてグループを牽引。彼女のストイックさが乃木坂46の人気を維持していると言っても過言ではない。
それゆえ山下が自分の意思でグループからの卒業を決断した時には、ファンもその気持ちを汲んで、温かく送り出してあげてほしいところだ。
(石田安竹)