大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」に2年連続で出場する9人組ガールズグループの「NiziU」が、トーク番組でほっこりした姿を披露した。
12月18日放送の「第10回明石家紅白!」(NHK)には、紅白歌合戦の出場者が5組出演。司会の明石家さんまはNiziUに対して「全然会えなかったんですけど、共演するのがイヤだったんですか?」といきなりのジャブだ。
ここでMAYUKAは「一度だけエレベーターでお見かけしたんですよ」と明かし、次いでリーダーのMAKOが「閉まる時にさんまさんが手を振って下さってて、すごく笑顔でした」と、身振りしながらその時の様子を説明していた。
番組終盤ではスタジオで最新曲「Chopstick」を生パフォーマンス。披露後にさんまが「どうですかリーダー、今日歌ってみて」とMAKOに訊ねると、彼女は「さんまさんと素敵なアーティストの方々の生のパフォーマンスを見ることができて、すごく心もなんかもう温かくなって、今年の寒い冬も乗り切れそうだなって、ほっこりしました」と語っていた。
「そんなMAKOのトークにさんまは『なにそのまとめ方』と驚き顔。『そんなもん、昭和の司会者が言うこと』と茶化していました。MAKOは普段からファンにも昭和感にあふれると評されており、どうやら隠し切れない昭和テイストがこの日もにじみ出ていた様子。SNSでは《昭和がバレたか》といった声もあがっていたようです」(前出・芸能ライター)
そんな昭和感あふれるMAKOだが、グループのメインダンサーを務めるとあって、ダンスのスキルは相当なもの。この日はさんまに見てほしい特技として“高速縄跳びダンス”に挑戦。「ミュージック、スタート!」の掛け声で高速縄跳びダンスを披露し、およそ3倍のBPMながら鮮やかなダンスを決めた姿にさんまも「素晴らしい!」と手を叩いて感心していた。
そのNiziUではMAKO以外のメンバーも、昭和っぽいテイストを垣間見せていたというのだ。
「番組ではMAYAがさんまの似顔絵を描き、NINAが唇を糸で引っ張るという顔芸を披露。それぞれなかなかのクオリティでしたが、最後にAYAKAが挑戦した《風船を早く膨らます》という芸では笑いが止まらずに失敗。きっちりとオチを付ける古典的な展開は、とてもデビュー2年目とは思えない定番芸となっていました」(芸能ライター)
最年長のMAKOでも20歳という若さが特徴のNiziU。そんな彼女たちが見せる昭和テイストに、若者はもちろんオールドファンもすっかり心を奪われているのかもしれない。